大手前大学

大手前学園創立60周年記念事業

ご挨拶

大手前学園は、第二次大戦後間もない1946(昭和21)年、「情操豊かな女子教育」を目標として大阪・大手前の地に誕生しました。その後「Study for Life(生涯にわたる、人生のための学び)」を基本理念とする学園として発展し、現在は大手前大学、大手前短期大学、大手前栄養学院、大手前製菓学院を擁する総合教育機関に成長してきました。
2006年は学園創立60周年に当たります。また大手前大学開設40周年、大学院設置10周年を迎えました。

この記念すべき節目に当たり、大手前学園は記念事業として

  1. 教育・研究・学生活動の支援事業
  2. 施設・設備の環境整備事業
  3. 地域・社会連携事業
  4. 記念式典事業

を展開しました。

60周年記念事業

大手前アートセンター企画展
「阪神間ゆかりの洋画家展~黒田重太郎と信濃橋洋画研究所~」

後援:朝日新聞大阪本社、神戸新聞社、兵庫県教育委員会、西宮市教育委員会

大手前大学さくら夙川キャンパス内のアートセンターでは、学園60周年を記念して、4月23日(日)より「阪神間ゆかりの洋画家展」を開催しました。

初日には大学本館教室にて千葉県立美術館の前川公秀氏をお迎えして、「関西の洋画壇~近代日本にみる画家修行~」と題した講演会を開きました。
またそれに続いて、京都国立近代美術館の山野英嗣氏、大阪市立近代美術館の橋爪節也氏、そして前川公秀氏にもご参加いただき、本学の廣田政生助教授のコーディネートによりパネルディスカッション「信濃橋洋画研究とその時代」がすすめられ、盛況のうちに展覧会初日を迎えました。

アートセンターの会場では、信濃橋洋画研究所が開所した1924年前後の週刊朝日の掲載記事を通して、その時代の雰囲気と研究所の活動を紹介しました。
絵画作品の展示では、芦屋市立美術博物館ならびに星野画廊のご協力で、黒田重太郎、鍋井克之、古家新、田村孝之介ら研究所指導者の作品を、さらには小出楢重の自宅で指導を受けていた仲田好江氏の作品を展示しました。

大手前大学 名誉博士号授与式

五月晴れの1日、本学客員教授で茶道武者小路千家第14代家元、財団法人「官休庵」理事長の千宗守氏に川本学長から本学第一号の名誉博士学位記が授与されました。

この名誉博士号授与制度は学園創立60周年記念事業の一環として設けられたものですが、会場には、木村兵庫県立美術館名誉館長を始めとする多数のご来賓や福井学園理事長以下学内関係者ほか総勢180名の皆様が参集され、名誉博士の誕生を心から祝福いたしました。

当日は、この授与式を記念し韓国の元文化部大臣で梨花女子大学名誉教授の李御寧(イ・オリョン)先生が来日され「日韓文化考~茶事のもてなし~」をテーマに特別講演をされました。
講演では、日韓それぞれの茶道文化や歴史に触れ「日本では茶を通して客人との調和を図り、人と人との心を強く結び付けている。その精神は日中韓に共通する。」などとユーモアを交えながら熱のこもったお話をいただきました。

また、記念行事終了後には、学園の茶室「竹立庵(ちくりゅうあん)」で千宗守家元自らお茶を立てられ、ご来賓の皆様が心行くまでお茶席を楽しまれました。

李 御寧 氏 プロフィール
梨花女子大学名誉教授、元韓国文化部大臣。1934年生まれ。
1960年ソウル大学校大学院碩士。
1987年文学博士(檀国大学校)。
2001年梨花女子大学校文理大学碩座教授。
2003年より国際日本文化研究センター客員研究員。
主な著書:
『恨の文化論』(1967年)、『「縮み」志向の日本人』(1982年)、『ふろしき文化のポスト・モダン』(1989年)。

史学研究所オープンリサーチセンター 記念シンポジウム
「文化財と情報」

史学研究所では、文部科学省指定「オープン・リサーチ・センター整備事業」の一環として、兵庫県教育委員会と共同して「兵庫県文化財データベース」の開発を進めてきました。このほど、28,000件の文化財情報によるデータベースがほぼ完成。いよいよ試験運用を開始しました。

学園創立60周年、そしてデータベースの完成を記念し、6月24日、さくら夙川キャンパス本館にて「文化財と情報―文化財データの発信と活用―」と題したシンポジウムを開催いたしました。

シンポジウムでは、まず、岡山大学大学院文化科学研究科教授 新納泉氏より、「文化財と情報」と題した基調講演が行われました。
つづいて、兵庫県教育委員会 山本誠氏が、データベースの内容と今後の活用の見通しを解説。また、史学研究所客員研究員・共同研究者より、「3次元計測やGISといった最新の情報システムによる文化財研究成果」についての発表が行われました。

さらに、兵庫県加東市教育委員会 森下大輔氏、兵庫県教育委員会高等教育課 越田佳孝氏より、「生涯教育や学校教育における文化財情報の活用方法」について、展望が発表されました。

最後に、新納教授、兵庫県教育委員会村上裕道氏、史学研究所秋山所長の三者により、文化財情報の公開と活用についてのさまざまな問題について、会場も交えた討論が行われました。

関東地方など遠方からもご参加いただき、参加者は約100名を数えました。
「博物館や情報関連企業による機器・システムの展示」がなされた第2会場にも、熱気があふれていました。

史学研究所では現在、データベースの完全公開に向け、最終的な詰めの作業を行っています。

フライブルク市立フィルハーモニー管弦楽団コンサート&学園連合同窓会

懇親会(理事長挨拶)
懇親会(各同窓会長挨拶)

本楽団は1867年に創設されたドイツ国内でも最も歴史のある楽団のひとつです。
指揮者の拔井厚氏はウィーン国立音楽大学に留学、1980年にデビュー。ヨーロッパ各地で活動を続け、高い評価を受けています。10年前より神戸新聞社音楽顧問として若手音楽家の育成にも力を注がれています。モーツァルト生誕250年記念コンサートには欠くことのできないゲストをお招きしてお贈りするプログラムです。

  • モーツァルト生誕250年記念コンサート
    15:00~17:00 神戸新聞松方ホール
    指揮 拔井 厚、ゲスト 桂 小米朝
    神戸新聞社・(財)神戸新聞文化財団招聘
  • 今回のゲストの桂小米朝さんと大手前大学の川本学長が対談を行いました。
  • 学園連合同窓会

    17:30~19:30 ニューオータニ神戸 ハーバーランド

    学園創立60周年を記念して、大学・短期大学・専門学校の各同窓生が一堂に会して大手前学園初の連合同窓会を10月28日(土)に開催しました。

    当日は、北は福島、南は鹿児島からの参加者を含めて総勢670名の参加があり、前理事長をはじめとした教職員とも懐かしい交歓を行い、多くの卒業生から「母校が発展して嬉しい、誇りに思う」とのお言葉をいただきました。

    今後とも、卒業生とそれぞれの学校との密接な係わり合いを継続できるように、学園としても、様々な取組を進めていく予定です。

地域学としての摂津文化を学ぶ講座(兵庫県阪神北県民局との共催)

兵庫県北県民局が阪神北地域の大学等と連携して行う講座で、歴史や文化の掘り起こしなど「地域を学ぶ」ことを通じて阪神北地域を再発見し、地域のアイデンティティの把握や新たな地域イメージの創出を図るもの。2006年度は大手前大学のいたみ稲野キャンパスを会場として、本学からも2名の教授を講師陣に迎え「武庫川流域圏を学ぶ」と題し、6回の講座で構成されています。

グラフィックデザイナー山田崇雄の50年「TAKAO YAMADA EXHIBITION 50」

2007年の60周年記念事業の第一弾として「TAKAO YAMADA EXHIBITION 50」を開催しました。

このEXHIBITIONでは、日本を代表するグラフィックデザイナーである山田崇雄氏(株式会社TCD代表取締役会長)の50年にも渡る第一線での輝かしい歩みを展示するものです。

2月25日に行われたオープニングセレモニーでは、展示会場(大手前アートセンター)でのテープカット、兵庫県立美術館より川﨑晃一氏をお迎えしてのトークセッションと、約200名の来場者の方々と共に、盛大にオープニングを祝いました。

また、期間中の来場者数は延べ520名で、たくさんの方に山田崇雄氏の50年に及ぶ集大成をご堪能いただきました。

キッズゲルニカ 2007年国際こども平和壁画展 大手前大学

集合写真
シンポジウム風景

9月14日から5日間の日程で開催しておりましたキッズゲルニカ(国際こども平和壁画展)は、会期中延べ822名のご来場をいただきました。

16日(日)には、フォーラム・シンポジウムを開催し、ギリシア・ベトナム・中国・日本(西宮市立春風小学校)から制作発表をいただきました。現地でのワークショップの制作ビデオでは、ゲルニカ大の壁画ができるまでの並大抵ではない工程がリアルに映し出されており、見るものに大きな感動を与えました。
また、地元春風小学校の6年生の子どもたちからは、ワークショップを通じての感じた各自の思い、メッセージの発表がありました。

2003年以来の日本での開催並びに大学での初めての開催でしたが、キッズゲルニカ国際委員会の方々をはじめとした関係者のご協力に改ためて感謝申しあげます。

メディアライブラリーCELL グランドオープン式典

福井 有理事長 基調講演
パネルトーク風景

9月20日(木)に本年6月に竣工しましたメディアライブラリーCELLのグランドオープンセレモニーを開催しました。当日は、250名のご参加をいただきました。

第一部のパネルトークでは最初に、福井 有大手前学園理事長が「CELL誕生と大手前大学のグランドデザイン」と題して、新しくできた斬新なメディアライブラリーCELL誕生の経緯と大手前大学の今後の方向性について基調講演を行いました。

続いて、ブランド・マーケティングの碩学である関西学院大学の和田充夫教授にによるコーディネ-トの下で、CELLの設計者山口義雄氏((株)日建設計)、建築を担当された平野義典氏((株)大林組)の両氏をお迎えして、川本皓嗣大手前大学長、福井有理事長の4名で「ブランド構築を目指して-NEW VISION」テーマに活発な意見交換を行いました。

出席いただきました方々からは、設計者の発想、施工者の苦労、学園側の思いを知ることができ、CELLの内部を見て改めて実感できたとこ感想をいただきました。

第二部のレセプションでは、西宮市の山田知市長よりご祝詞を賜ったあと、ご出席の方々にはCELLの内部で図書に囲まれた中で斬新なアイデアに溢れるCELLを話題にして懇親いただきました。

このメディアライブラリーCELLを格として地域社会に根ざし、地域から愛される大学作りを推し進めて参ります。

尚、メディアライブラリーCELLのサイトが近日オープンいたします。ご期待下さい。

Mordern Calligraphy Gallery

デモンストレーション風景

創立60周年記念事業の一環で、先日グランドオープンしたメディアライブラリーCELLの小部屋(cell)を活用して、インテリアしたくなる書「キャレモジ」の展示会を開催しました。

会期中の23日(日)には、「キャレモジ」の第一人者の1人である清水 恵先生をお迎えしてのデモンストレーションも行い、参加の皆様が流暢な筆さばきを堪能されました。

尚、会期中には、137名の方に鑑賞いただき、「キャレモジ」についての理解を深めていただけとことと思います。

CELL September Jazz Concert

コンサート風景

創立60周年記念事業の1つとして、先日グランドオープンしたメディアライブラリーCELLの1Fフォーラムを活用して、Jazz Concertを開催しました。

当日は、大手前大学Jazz研究会大手前ビッグウエンズデ-も出演し、関西Jazz協会のメンバーや慶應義塾大学卒業生の方々との共演も行い、大変盛り上がりました。

100名近い観客の前での演奏かつ共演でしたので、学生にとってもまたとない良い経験となり、一段の演奏技術の向上への励みとなりました。

関西Jazz協会をはじめ、開催にご協力いただきました方々に改めて感謝申しあげます。

尚、いただきましたご芳志につきましては、学生の課外活動費として使わせていただきます。ご厚志誠にありがとうございました。

2007子ども・アニメーションコンテスト in 大手前大学

授賞式
高畑勲氏講演

大手前学園、大手前大学の社会連携活動の一環として、10月6-8日の3日間 2007子ども・アニメーション映画祭 in 大手前大学を大手前大学夙川キャンパスメディアライブライーCELL(9月20日にグランドオープン)の1Fフォーラムにて開催しました。

この映画祭は、評価の高い内外のアニメ作品の紹介や上映を行ったり、高校生までの若い世代から公募したアニメ作品を紹介し、優秀な作品を表彰するものです。

6(土)には、開会式に続いて本学メディア芸術学部の加藤一彦教授(モンキーパンチ)の講演、

7日(日)には、スタジオ・ジブリの高畑勲氏をお迎えしての受賞式並びに講演会を開催しました。

また、3日間に渡り、「キリクと魔女」「火垂るの墓」の上映やコンペ部門入選作品、キンダーアニメ作品、アニメ作家作品等を上映しました。

期間中、420名の方々に講演会やアニメーション映画をご来場いただくことができました。

ご来場いただきました方々に改めて感謝申しあげます。

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