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インターンシップ・プレゼンテーション大会 総合文化学部3年 坂口詩織さん

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20162.26_坂口詩織さん③
20162.26_坂口詩織さん①
20162.26_坂口詩織さん②
今回は2015年10月20日に開催された「インターンシップ・プレゼンテーション大会」でグランプリに選ばれた総合文化学部3年生の坂口詩織さんにインタビューしました。

インターンシップに参加したきっかけは何ですか?
大学でスイーツ学を勉強してきたので、将来は製菓関係につきたいと考えていました。しかし、製菓の学びを活かしたいだけではないのか?本当に他にやりたいことはないのか?でもどうすればいいかわからない。という状況に陥っていました。そんなとき、インターンシップが良いきっかけになればと思いました。

なぜこのインターンシップ先を選んだのですか?
前述のように、「何をしたいか、どこに就職したいか」が明確ではありませんでした。参加したアイデム社の研修内容を見たところ、マナー講習やプレゼン大会など、将来どの仕事についても役に立つ、就職活動のためになることであり、何をしたいかが明確でない私にぴったりだと思ったからです。

インターンシップに参加することが決まり、どのような準備をしましたか?
まず会社のサイトを検索して、どのような事業内容かなどを調べました。あと、何事も急には出来ないと考え、体調を整えるため、早寝早起を心がけたり、日常での立ち居振る舞いなどに気を配りました。1週間の実習で、就職や物事に対する考え方や態度は急な変化はできないと思ったので、挨拶や大きな声で返事をするなど、当たり前に出来ることに注意する、といった準備をしました。

インターンシップに参加して気付いた自分の強み・弱みは何ですか?
気付いた自分の強みは、話が上手だということです。人と話すことは好きでしたが、簡潔にまとめ、うまく伝えられているかどうか、自信がありませんでした。しかし今回の経験では、私の話が分りやすいと多くの方が褒めてくれました。研修中に簡潔にまとめる努力をすることが多く、さらに強くなったと思います。弱みは、意思が弱いことです。他の人が堂々と主張している場面を見ると、自分の意見は間違っているかな?と、発言できない場面がこれまではありました。自信を持てた今後は、もちろん他の意見も取り入れつつ、自分の意思を強く持ち、堂々と自分の意見を他の人に伝えていきたいと思います。

インターンシップ中に努力したこと、また、一番苦労したことは何ですか?それをどのように乗り越えましたか?
インターン冒頭で、「①しっかり手を伸ばす、②うんうん肯く、③メモをとる、の3点を常に心がけよう」との企業からの講話を聴き、「絶対に習得して帰る。当たり前のことを確実に遂行する。」と初日に決意しました。いつも意識しないと、つい忘れてしまい、意外と大変でしたが、やり遂げました。苦労したことは周りの学生のレベルが高く、私の意見なんて・・・と弱気になったことでした。しかし、「ここで黙って、何もしなかったら来た意味がない」と思い、自信がない中でも発言していたところ、私の意見が採用される場面があり、自信に繋がり、乗り越えれたのです。「周りを気にし過ぎて自分の意見を抑える必要はない」と気づきました。

インターンシップ・プレゼンテーション大会におけるグランプリの受賞、おめでとうございます!発表当日までどのような練習をしましたか?
一番気をつけたことは、聴く立場で考えることです。「会社で何をしたか」を話すだけではつまらないと思い、自分の中で起きた変化を明確にし、簡潔にわかり易く話そうと工夫しました。また緊張して忘れることに備え、全体構成・流れについては100パーセント頭に叩き込むようにしました。

学外の方や多くの教員・学生の前で発表することは大変緊張したと思いますが、当日の感想を聞かせてください。
あんなに大勢の前で発表するのは初めてでした。しかし、友達が微笑んで見守ってくれ、頷きながら聞いてくれる人も多く、伝えることに集中していると、すぐに時間は経ちました。逆に、発表後の質問への応答時が一番緊張していたかもしれません。

インターンシップに参加して、どのような力が身についたと思いますか?
思考力、コミュニケーション力に加え、ディスカッション力などの社会に出たときに必要となる基礎力です。グループワークの多かったことが大きいです。そして、広い視野・視点を持てたことも、私の中で大きな成長でした。

インターンシップに参加した感想や気づきなど、何でも自由に書いてください。
休みには遊びたい気持ちももちろんあり、始まる前は緊張や憂鬱な時期がありました。しかし、いざ参加すると、自分にプラスになることばかりで、どんどんやる気が出て、最後には楽しかった、というのが一番の感想です。

今回の経験をどのように今後の学生生活や就職活動に活かしていくつもりですか?
身につけた当たり前のこと(冒頭に教えられた3点など)を継続し習慣化していくことです。また、物事は見方次第で変わるということを忘れず、何でも積極的に挑戦し、どんどん視野を広げたいです。まだ将来何がしたいかは模索中ですが、最初からだめ!などと決め付けず、興味のある分野をさまざまな視点から捉え、「自分が本当にしたいことを発見するきっかけ」にしていきたいです。

大手前生へのメッセージ
インターンシップは堅苦しいイメージもあると思いますが、将来のため必ず良い経験になるはずです。将来に悩んでいる方は是非、インターン参加をお勧めします。「私は将来何をしたいか明確でないままインターンに参加したが、将来の進路の選択の幅を広げ、自信を持って踏み出す出発になった」と胸をはって言えます。

最後に
就業力支援・社会連携室の皆さん、多くのサポートをありがとうございました。インターンで学んだことは多くありますが、事前研修や事後研修があったからこそ気づけたと思います。このようなインタビューの機会をいただけたことにも本当に感謝しています。
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