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KOBE ミライ・ノ・ソウゾウPROJECT 現代社会学部3年 下井達矢くん

地域・社会
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今回は「KOBE ミライ・ノ・ソウゾウPROJECT」2015年度の活動に参加した現代社会学部3年生の下井達矢くんにインタビューしました。

どのようなきっかけで参加することになったのですか?
このプロジェクトを知ったのは、大学の掲示板を目にしたからです。関西の各大学の学生たちと交流を通じて色々なワークショップを行うとあったのですが、初めは正直参加するかどうか迷いました。考えすぎる性格から、面識のない人たちと何をするのか分からない状態で参加するのが不安だったからです。しかし、こんな機会は滅多にないので、思い切って参加を決意しました。

活動内容を教えてください。
最初の日に8チームのグループを編成しました。ワークショップの本格化の前に、7月の2日間、「神戸みなとまつり」にドリンクの売店を出展し、飲料の販売と、お祭りにチームで参加しました。猛暑の中、来場者に声かけをしながら売ることを通して、まずはお互いに親しくなりました。お祭り参加後には、5回のワークショップを通して、メンバー(学生たちとファシリテーターの社会人)と一緒に提案をまとめ、最終日のプレゼン大会へ向けて、プレゼンを作成しました。正式なワークショップ以外にも平日の午後や休日に、主に阪急岡本駅近くのカフェに集まり、ミーティングを重ねました。プレゼンの情報を集めるため、門戸厄神に住むコミュニケーションやプレゼンテーションに長けた社会人の方(元アナウンサー)に思い切ってインタビューに行くということも企画し、実現させることができました。本番の前日にKiss FM KOBEの「KOKO→DOKO!?」というラジオ番組に出演して、他のチームのメンバーたちと一緒にプレゼン大会への意気込みを語るということも経験しました。そして本番の11月21日(土)は神戸の湊川神社の「神能殿」という舞台に立って、チーム・プレゼンをしました。能舞台に立ったこの日が一番緊張しました。

グループの雰囲気はどうでしたか?
女子大の参加者が多かったので、女子学生が多かったです(笑)。全体で80人以上いましたが、男子は私を含めて9人だけでした。8チームですので、1チームに約1人の割合です。各チームのメンバーに入った社会人の方たちは、神戸の企業の若手経営者の方たちでしたが、どの方も実に気さくな人たちで緊張せず、楽しくお話することができました。ワークを進めるうちに全員が打ち解けてきて、男女を超えて仲が良くなっていったので、雰囲気はすごく良かったです。

最終日のプレゼンでは何を主張しましたか?
私のチームは「男子力向上プロジェクト~アンタたちっ!ステキ☆ダンシになりなさいよ~!!」というテーマでした。このプレゼンは、「モテたいけどモテない男子」をターゲットにおしゃれな神戸の男子像に近づけるため、女子がファッションを教えて、おしゃれな「神戸系男子」に育成するという内容です。ミーティングで、神戸には男と女が出会える場が設けられていますが、そういうところに行くよりもまずは自分磨きが大切ではないかという話が出てきました。自分磨きで変化した男子を表現するため、ファッションに興味が無かった私自身が女子メンバーにコーディネートをしてもらいました。そのおかげで私自身もおしゃれな男子になりました(笑)。プレゼンの本番のときにも自分がこんな経緯で変化したということを証明するため、私がプレゼンの最初と最後を担当しました。

プレゼンはどうでしたか?
事前にはプレゼンの台本読みに力を入れました。感情を入れて、身振り手振りを入れながらプレゼンするのが意外と難しかったです。声を大きく出すため、発声練習をしたり、女子メンバーの一人から呼吸法を教わりました。
当日はもちろん緊張しました。プレゼンスタイルは、私のチームはオーソドックスなものでした。他のチームは寸劇などを取り入れているチームが多かったのがまだ記憶にあります。本番直前までみんなで励まし合ったり、写真を撮ってもらったりと緊張を和らげました。そのおかげでプレゼンは上手くいき、最高の出来でした! 惜しくも優勝することができなかったのが残念でした。でも、準優勝と特別賞をダブルで受賞し、特別賞では、お米をゲット!しました(笑)。

今回の経験から、学んだこと・気づいたことは何ですか?
チームで何かを完成するために必要な団結力です。私のチームは全体で一番雰囲気が良かったのではないかと今でも思います。グループLINEで頻繁にチームのメンバー同士、いろいろなアイデアを出し合い、そのおかげで円滑なコミュニケーションをとることができました。自分自身としては、参加した後に行動力が身についたと思います。さらに、私の個人的な収穫としては、ファッションにも興味を持ち始めた!という効果もありました(笑)。

数少ない男子として参加した感想は?
毎年男子学生の参加が少ないらしいです。男子の後輩にはとりあえず何でもいいので行動を起こしてみてください!と言いたいです。崇高な動機なんて無くても、きっかけはほんのちょっとした好奇心でも何でもいい、と私自身が経験して痛感しました。
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