Academics

Graduate School

専攻紹介

比較文化研究科

多様な専門領域の融合-比較文化専攻

高度な学問と、実務的教養を身につけよう
大学院のたいせつな目的のひとつは、4年間の大学教育をへて選び抜かれた少数の学生たちを、高度な研究者・教育者に育て上げることにあります。大手前大学大学院は、豊富で優秀な教授陣によって、その要請に応えます。
それと同時に、高度な実務的教養の強化に力を注ぎます。あなたが4年間の学部教育で学んだこと、身につけたこと、たとえば英語力や国際的・学際的な文化(日本・西洋・アジアの歴史・文学・美術)の知識教養に、よりいっそう磨きをかけて、今後の社会で活躍するための実力を鍛えます。よく考え抜いた人生設計と、明確な目的意識をもって大学院に入学するあなたを、大手前大学は心から歓迎します。

設置の趣旨と経緯

複眼的にものを見る「比較文化」の目を養う
大手前大学大学院は、2005年4月、従来の「文学研究科比較文化専攻」から、「比較文化研究科比較文化専攻」と改称して、あらたな一歩を踏み出しました。これまでも専攻は「比較文化」ひとつでしたが、このたび研究科全体の名称を「比較文化」としたのは、「文学」を上位に据え、「文化」を下位に置くという従来のアンバランスを解消して、大学院の構成をすっきりさせるためです。
大手前大学大学院は、1996年、大手前女子大学大学院文学研究科修士課程比較文学比較文化専攻として発足しました。その後、1998年からは、それまでの修士課程を博士前期課程とし、あらたに博士後期課程を設けることによって、大学院の一貫的な教育・研究の体制を整えました。さらに2003年、専攻名を比較文学比較文化から比較文化に一本化しました。今日すべての人間をとりまく環境の国際化、異文化どうしの接触の日常化を重く見て、すべての研究の基点を「文化」にすえることをめざしたからです。
このように大手前大学大学院は、つねに時代の変化や社会の変動を見すえながら、たえず進化と発展の道を切り開こうと努めています。
大学院比較文化専攻の特長は次のとおりです。

  1. 自分の生まれ育った文化のなかに安住せず、内からの目と外からの目を交錯させながら、複眼的にものを見る「比較文化」の視点を養う場であること。
  2. きわめて多彩なプログラムが用意され、学生自身のテーマ・関心のひろがりに応じて、さまざまな分野の専門的指導が受けられること。
  3. 高度の学問的研究と平行して、学部4年間の勉強の強化ないし総仕上げとして、社会で役立つ高度の実務的・国際的教養が身につけられること。
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