大手前大学

考古学専攻

好奇心を原動力に、人類の文化の源を探る。

好奇心を原動力に、人類の文化の源を探る。
考古学総合研究:森下 章司 教授

遺跡の発掘や出土品を通じて人類の過去を研究。

考古学は、遺跡・遺物といった人類が残した痕跡の研究を通して、人の活動やその変化を探究する学問です。歴史学のなかの1分野なので、古代史など幅広く学ぶことも必要。考古学専攻では日本の考古学を中心に、その基礎や研究に加え、現地調査に必要な技術も身につけます。

数万冊の文献や多くの遺物がそろう「史学研究所」を研究に活用。

キャンパス内にある「史学研究所」には、調査や分析に使用する高度な設備があり、歴史や史跡に関する数万冊の資料や参考本、兵庫県内などで発掘した遺物なども貯蔵しています。さらに遺物は、手に取って観察することも可能。考古学を学ぶ環境としては、関西トップクラスといえます。

今日の考古学において欠かせない「文化財科学」の知識を修得。

考古学を学ぶ上で欠かせないのが、科学技術を応用した「文化財科学」に関する知識です。考古学専攻では、遺物の内部を捉えるエックス線、正確に計量するレーザー装置など最新の設備が利用でき、それらを扱う技術や、資料撮影のためのカメラに関する知識についても学びます。

4年間のカリキュラムの流れ

【I】 入門授業「考古学の扉」を通じて、考古学とはどのような学問なのか、世界の遺跡や発掘の実例を通じて広い視点から学びます。

【II】 概説講義、専門的な授業のほか遺物の整理など実践的な方法を経験する「考古学実習」などを受講し、専門分野に関する知識と方法についての理解を深めます。

【III】 ゼミ活動と並行して、博物館や遺跡見学などの活動を通じ、実際の調査や研究の方法を身につけます。

【IV】 自分の関心に応じて研究テーマを設定し、卒業研究ゼミにおいて資料の検討方法を学びつつ、卒業研究をまとめます。

科目クローズアップ

歴史遺産学

人々の生活痕跡である「遺跡」や「遺物」は、旧石器時代から現代まで存在します。この授業では、遺跡のうち国指定史跡になっているものを中心に取り上げ、各地域の特徴を明らかにするとともに、考古学資料の読解力を身につけます。

考古学実習

遺跡からの出土品に対する整理や復元、図・拓本・写真など、考古学で扱う実際的な技術を学生自身が体験し、その方法と意味を理解し修得します。

文化財科学

文化財科学では、文化財の持っている情報を抽出し数値化して保存したり、取得したデータを研究へ応用するための情報処理技術について学びます。

他の専攻科目も選んで、視野を広く、学びを深く。

  • 史学コース
    東洋史研究
  • 史学コース
    西洋史研究
  • 史学コース
    古文書学入門
  • 情報・コンピュータコース
    プロジェクトマネジメント
  • 芸術コース
    芸術学
  • 博物館学課程

資格・職業

国家資格:国家資格

取得できる資格

高等学校教諭一種(地理歴史)/中学校教諭一種(社会)

学部共通(取得できる資格)

図書館司書国家資格/博物館学芸員国家資格
博物館学芸員取得のための科目履修には人数制限があります。

目標とする職業

教員(中学校、高等学校)/学芸員/司書/出版・編集/観光・旅行/公務員

進学

大手前大学 大学院 比較文化研究科

先輩Message

卒業時に博物館学芸員資格を取得。現在、淡路市の文化財の発掘・調査に従事しています。

先輩Message
考古学専攻
総合文化学部 2014年卒
淡路市教育委員会 教育部 社会教育課 文化財係主事

弥生時代の遺跡とされる「五斗長垣内遺跡」や「舟木遺跡」など、市域の文化財に係る調査、保存、活用などが今の私の仕事です。歴史的に貴重な文化財を、法律等に従い、地域の皆さんの協力を得ながら扱わなければなりません。苦労も多々ありますが、こうした仕事に就きたくて大学で考古学を学び博物館学芸員の資格を取りましたので、苦労を遥かに上回る充実感がありますね。専門職となった今、学生時代を振り返ると、考古学を学ぶ環境が充実していたことを実感します。専門科目の講義はもちろん、学外の発掘調査プロジェクトに参加したり、史学研究所で発掘物の分析をしたり、その多くが今の仕事のベースになっています。後輩の皆さんも、ぜひこうした環境を存分に活かして欲しいと思います。

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