大手前大学

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産学協働PBLモデルプログラム“Co-Creative Camp in Summer”に参加 総合文化学部2年 佐々木磨希さん

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2015.3.25_佐々木さん①
2015.3.25_佐々木さん②
2015.3.25_佐々木さん③
今回は2014年8月19日~21日に行われた産学協働PBLモデルプログラム“Co-Creative Camp in Summer”に参加した佐々木磨希さんにインタビューしました。

産学協働PBLモデルプログラム“Co-Creative Camp in Summer”に参加したきっかけ・目的はなんですか?
今回、私がこのプログラムに参加しようと思った理由は、「性格」を変革し、また「視野」を広くしたいと思ったからです。コミュニケーションが苦手だった性格を変えていくためには、実際に多くの人と接する方が良い刺激になり、今後の学生生活を送るうえでも役に立つのではないかと考えました。視野は、私自身でも考え方が偏っていると自認するところがあります。そこで、「視野を拡げる」には色んな人達の考えを参考にすることが重要だと考えました。他大学の学生達が集まるPBL合宿プログラムはチャンスだと思い、参加することを決心しました。

今回のプログラムに参加して、良かったと感じる点はなんですか?エピソードを交えて教えてください。
ひとつめは、色んな大学の学生が集まるグループのリーダーを経験できたことです。このようなプログラムに参加することは自分を成長させるチャンスですから、自ら進んでこれまでは経験が少ないグループリーダーになりました。しかし、グループ・メンバーは積極的にたくさんアイデアを出したり、自分から行動して問題解決に取り組んでいました。それに比べ、私はその姿をただ見ていただけで初日は終わってしまい、何もできなかった自分が情けなくて各グループリーダーの会合で思わず泣いてしまいました。その時にファシリテーターの先生が「引っ張っていくことだけがリーダーの役目ではなく、メンバーの良いところを活かして、その姿を見守るのもリーダーの役目の一つ」だと教わりました。そのアドバイスのおかげで、2日目からは気持ちを切り替えて、グループのメンバーをサポートすることができたと思います。
ふたつめは、自分の短所に気付くことができたことです。メンバーの一人に言われるまで意識していなかったのですが、人から言われてから行動するのではなく、自ら進んで行動してほしいと言われました。でも勇気をもってアドバイスしてくれたメンバーにはとても感謝しています。

このプログラムを通じて気づいた「自分の強み」を教えてください。
私はリーダーシップを発揮して、グイグイとメンバーを引っ張っていくタイプではありませんが、課題解決のための情報収集やプレゼン発表の台本の手直しなど、陰でメンバーを支えることができました。
これは自分にとっての強みだと思います。今後もこのような機会があったら、メンバーをサポートする側に徹し、その中でグループのメンバーを引っ張れるようになりたいと感じました。

反対に、このプログラムを通じて気づいた「自分の弱み」を教えてください。
消極的だったところです。人見知りが原因で、相手が話し掛けてくれているのに緊張して声が小さくなり、せっかくの交流の機会を逃してしまうことが何度かありました。しかし、チャンスを逃してしまったことに対して落ち込んでいても自分を変えることはできません。今はこの弱みを少しずつ克服できるように、緊張しない方法を自分なりに模索し、実際に行動に移して慣れる努力をしています。

今回のような課題解決のプログラムでは、どのような能力が必要であると感じましたか?
情報収集力です。事前に課題解決のための資料やデータを調べてきていたメンバーもおり、ディスカッションやアイデアを出し合う際にとても参考になりました。ですから、アイデアを考える時には小さな情報であったとしても、事前に用意しておく方が、作業をすすめるうえで非常に役に立つと感じました。

大手前生に向けて、メッセージをお願いします。
私のように「自分を変えたい」・「視野を拡げたい」と考えている方はぜひ、参加してください。すごくいい刺激になります。ただし、自分を変えたい方でも、悪い面がわかったからといって落ち込まず、悪い面を良い面に変える努力をすればよいと思います。また、視野を拡げたい方は、たくさんの人の意見を聞いてみてください。自分が考えもしなかったことや面白いことなどが出てきて、聞いているだけでも楽しくなりますよ。
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