大手前大学

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【社会連携】学生22名国立ハンセン病療養所で英訳活動

地域・社会
総合文化学部・田中キャサリン講師、現代社会学部・安藤シャーリー准教授と、大手前大学の2年生から4年生の学生22名が、8月9日より12日まで、国立ハンセン病療養所「長島愛生園」(岡山県瀬戸市)を訪れ、園内資料の英訳活動に取り組みました。

現地での英訳活動は昨年夏に続き2回目で、前回は園のパンフレットの英訳を行いました。世界遺産登録をめざす同園と本学は今年3月に相互協定を結んでおり、今回の訪問は締結後初となります。

日本文学が専門で、ハンセン病患者の文学作品の研究を進めてきた田中キャサリン先生が、以前より同園に通っていたことが縁となり始まったこの活動。今回学生たちは同歴史館のWebサイトと元患者の証言映像の英訳に取り組みました。

参加者22名のうちほとんどの学生が今回初参加。出発前日の8日には、さくら夙川キャンパスで1日かけて、ハンセン病の歴史などを授業で学び、理解を深めて現地へ。1日目は歴史館の見学、入所者で元患者の方の講演を聞いたほか、自治会主催の歓迎バーベキューにお招きいただきました。英訳活動もさっそく初日から深夜におよび、2日目は午前中に歴史館学芸員の方に園内をご案内いただいた後は、最終日まで英訳活動に専念しました。
この活動は、地元メディアからも注目をいただき、1日目には新聞社、2日目にはテレビ局それぞれ数社の取材を受けました。

今回の活動を通し、多くのことを学んだ学生たち。そのことについて、自信を持って伝えて言って欲しいと思います。大手前大学は「長島愛生園」の世界遺産登録に向けて、今後も協力をして参ります。今後の活動にもご期待ください。


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