大手前大学

地域に活かす(研究成果の社会への還元)

主な取り組み

講師派遣事業

本学では、各種セミナー・公開講座・研修等、地域社会へ講師の派遣を行っており、ご要望に合った講師を派遣いたします。ご相談・お問い合わせは、下記までご連絡ください。

<講師派遣についてのご相談・お問い合わせ>
大手前大学・大手前短期大学 地域・社会連携室
〒662-8552 兵庫県西宮市御茶家所町6-42(さくら夙川キャンパス)
TEL:0798-32-7532  FAX:0798-32-5147

「まちの保健室」プロジェクトが始動

国際看護学部の山本純子教授が看護の専門領域の垣根を越えて、本学の先生方と共同で発足させた事業を、大阪府看護協会の協力も得て開催。大手前大学国際看護学部の学生がボランティアとして教員と共に参加しました。
「まちの保健室」の活動内容は、地域で暮らす人が身近で気軽に健康相談ができる場所であり、看護職が国民の健康増進に寄与することを目的に全国各地で実施されています。このプロジェクトにボランティアとして大学部の学生が参加することによって、多様な場で看護が提供されていることを肌で感じられること、また、COVID-19下で人との交流が減少している学生にとって地域で暮らす方々と相談の場でのコミュニケーションを通して看護について考える機会となっています。

『“もったいないやん!”食の都大阪でおいしく食べきろう』学生プロジェクト

2022年度『“もったいないやん!”食の都大阪でおいしく食べきろう』学生プロジェクトのワークショップを大手前大学・大阪大手前キャンパスにて開催しました。
このプロジェクトは、大阪府内管理栄養士養成大学8校(大阪府立大学・大手前大学・関西福祉科学大学・千里金蘭大学・相愛大学・摂南大学・梅花女子大学・大阪樟蔭女子大学)が、大阪府環境農林水産部と連携・協働し、SDGsの「食品ロスを減らそう」の大切さについて理解を深めるものです。スーパーマーケット等の売れ残りがちな商品の改善を、学生の視点から検討し、食品ロス削減の効果的な実践活動に繋げることをめざしました。

「野外アートフェスティバル in にしのみや」への参加

3年ぶりの開催となった「第29回 野外アートフェスティバル」に久木ゼミと2年生有志が参加し、アートのワークショップを行いました。今年のテーマは「ともだち」。市民、学生、子どもたちが、野外の開放的な空間でアートを身近に感じ、ふれ合い、体験することを目的に西宮市が実施している市民参加型のイベントです。
久木ゼミでは「みんなでいっしょに音もだち」と銘打ち、一歳児から小学校高学年までの児童を対象に体鳴楽器(シェイカー)制作の指導を行いました。三連休で好天にも恵まれたこの日、2つのワークショップには300名を超える参加者が訪れ、イベントは大盛況のうちに終了となりました。

エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社と包括連携協定

2022年9月エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社と大手前大学は、持続可能な地域の形成に向けた産学連携の協力推進のため、包括協定を締結しました。今後は、それぞれが保有する各種情報、技術、研究成果、開発結果、その他知的財産等の共有や人材交流、商品開発などを行っていく予定です。

浜脇・香櫨園交流ひろばの会 文化講演会を開催

建築&芸術学部 谷村要教授による「浜脇・香櫨園交流ひろばの会」主催の文化講演会が開催されました。
「浜脇・香櫨園交流ひろばの会」は、浜脇地区・香櫨園地区の自治会・団体が母体となって作られた組織です。浜脇地区・香櫨園地区にお住まいの14,400世帯、32,000人の方々同士の「出会いと交流の場を作る」ことにより、1人ひとりの心豊かな暮らしの創造に貢献すること、世代間交流を活発にし、地域を活性化することを目的とされています。

「見世土井家住宅(国・登録有形文化財)」の建築DIYワークショップ

三重県尾鷲市にある有形登録文化財である土井見世邸をシェアオフィスとしてリノベーションするDIYワークショップを実施しました。
リノベーションに際し、当該建築の運営主体であるNPO法人・おわせ暮らしサポートセンター及び建築主に対して空間デザイン提案、プレゼンテーションを実施し、参加学生たち自身がデザインを考案し、提案→実施まで行いました。
建築・インテリア分野における大学での座学・実習で学ぶ「計画・提案」だけでなく、地域の声を共にカタチにする取り組みを通してこれからの「建築・まち」のあり方を考えるワークショップとなりました。

「史学研究所」の教育・調査・研究活動

史学研究所は、地域文化財を中心とする様々な歴史文化遺産の調査研究を進めています。文献史学、考古学、地理学、美術史学、建築学など各種の専門分野の教員・研究員の共同調査により、総合的な視野からの研究を行っていることが大きな特色です。特にレーザー3次元計測など最新の機器を用いた調査研究法など新技術の開発・応用に努めています。また、そうした調査研究成果を広く公開し、歴史文化遺産の普及活動や大学教育への活用もを推進してきました。2002年度には文部科学省のオープンリサーチセンター整備事業に選定され、以降地域社会に開かれた研究拠点として活動しています。これにより兵庫県教育委員会と「県下所在文化財の研究に関する交流協定」を結び約27,000点に及ぶ県下所在文化財のデータベース化作業を完成させたほか、たつの市、猪名川町などの自治体・教育委員会とも同様の協定を締結しており、龍子三ツ塚古墳群や多田銀銅山などの発掘・調査活動に協同であたってきました。阪神間の近代産業遺産、姫路の名刹円教寺、加古川の古墳など様々な地域文化財の調査研究を進め、公開講座などを通じて随時その成果を発表し、地域密着型の調査・研究活動を幅広く展開しています。

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