大手前大学

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【高大連携】染色実習・デザインの力を通して地域おこしを考える

地域・社会
高大連携の一環として、大阪府立能勢高等学校を招待し、メディア・芸術学部(染色工芸)の実習授業を3月28日に開催いたしました。

総合学科「食・花・交流」系列を選択する、1・2年生15名に参加いただき、本学・今福教授がワークショップ形式で指導。栗のイガや樹皮、鬼皮をそれぞれ煮出した染料に、アルミ、銅、銀の媒染剤を加えて布を染色。それぞれの染まり方の違いを実際に体験してもらいました。

生徒の皆さんは、染め上がった布でポケットティッシュケースを製作。栗モチーフの型を使って、ステンシルで絵付けをして、それぞれ1つずつオリジナルを完成させました。

大阪府能勢町は、栗の産地として知られています。能勢高等学校の敷地内には広大な実習農園があり、今回はそこで採れた栗の廃材を使用。生徒の皆さんには、単に染色体験をするだけではなく、そこに「デザインの力」を加えることで、商品としても通用するものにチャレンジするということを学んでいただきました。
廃材の有効利用や、地元の魅力の再認識、そして「デザインの力」を加えることで、地域おこしや農業の六次産業化を考えるきっかけとしていただければと思います。

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