「究極のレシピ第一弾」は牛すじ酒粕カレー

「究極のレシピ第一弾」は牛すじ酒粕カレー
カレー研究所唯一の男子チームが考案した「牛すじ酒カレー」。考案した学生は、「牛すじにはコラーゲンが多く含まれており、酒粕はビタミン類を多く含みます。どちらの成分も美肌効果があり、健康に良くお肌にも良いカレーです」と話しました。
健康栄養学部が立ち上げた大手前カレー研究所は21日、学生が考案したレシピのうち「牛すじ酒粕カレー」を研究所公認のレシピとして認定しました。研究所では、牛すじ酒粕カレーをおいしくて体にいい「究極のレシピ第一弾」として、今後も探求して参ります。

「牛すじ酒粕カレー」は、スパイスや酒粕の風味に加え、柔らかく煮込んだ牛すじの食感が特徴。細かく刻んだシメジやタマネギ、トマトなどの野菜も豊富に使われています。酒粕には、たんぱく質、ビタミンB1・B2・B6などが豊富に含まれており、糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーにするときに重要な働きをし、皮膚、粘膜の健康維持などが期待できるということです。

レシピは、研究所唯一の男子チーム3名がレシピを考案しました。レシピの認定を受けて、工藤陸央君、草野樹生君、水尻遼汰君は、「まさか選ばれるとは思っていなかった。西宮が日本酒の生産地として有名なことやいたみキャンパスの近くに酒蔵があることにも着目し、栄養価の高い酒粕を入れてみました。ただのおいしい『男のカレー』ではなく、栄養満点のカレーになるよう、研究を続けます」と意気込みを語りました。

牛すじ酒粕カレーは今後、2017年に実施するオープンキャンパス(OC)での提供をめざします。OC終了後も栄養面や調理面などの研究を続け、将来的にはメーカーとの共同商品開発オリジナル商品開発などをめざし研究活動を進めていきます。