わたしの未来

管理栄養士×kitchen 田中 千晶さん

入学前に抱いた印象そのまま実践的な学びができた

昔、祖父が病気で入退院を繰り返していて、病院食がおいしくないと愚痴をこぼしていたんです。家できちんと食事管理をしてあげられたらなぁ、と思ったのが、管理栄養士をめざしたきっかけでした。大手前栄養学院専門学校を選んだのは、オープンキャンパスで入学後の自分の姿がしっかり描けたから。在校生の話を聞いて、施設をひと通り見学して、調理実習までさせてもらった。国家試験合格者数も多く、ここなら自分の進みたい道に進めると思いました。

入学後は実習が本当にたくさんあります。調理実習はもちろん、2〜3年生では実際に企業や学校など現場を体験できる臨地実習も。私は病院へ派遣され、一般の方向けに開講していた糖尿病のセミナーで発表する機会をもらいました。一つのテーマについてきちんと理解してもらい、なおかつ関心を持って聞いてもらうために、どんな工夫をすればいいのか考え抜いた経験は、今の仕事にもすごく役立っています。

完売、完食してくれる様子を見られるのが現場ならではの醍醐味

学校で学ぶうちに療養食よりも病気予防のための食事を考えたいと思い、就職は給食会社を選択。今は企業の社員食堂でで勤務しています。献立作りでは、主菜、副菜、丼物、デザートなど1日15種類ほどのメニューをひと月分作成し、その日のオススメの組み合わせも考えます。工場で働く方はほとんどが男性で、力仕事も多いので、人気があるのはやはり“がっつり系・スタミナ系”メニュー。味を損なわずにカロリーを抑えるにはどうすればいいか、野菜も食べてもらうにはどんなメニューがいいかなど、日々アイデアを絞っています。新メニューが完売すると「やった!」とうれしくなりますね。

社員食堂は約1時間の昼休憩中に900人以上の方が利用されるのでとても慌ただしく、私も調理やレジ係を担当します。皆さんが毎日利用してくれて、残さず食べてくれる姿を間近で見られるのは、何よりのやりがい。これからも現場に近い管理栄養士でいたいですね。