面白いオトナは 本音で動く

去る2016年5月29日(日)、大手前大学いたみ稲野キャンパス・体育館において、大手前大学創立50周年健康栄養学部新設記念イベント「学ぶオトナは面白い。」を開催。700名を超える来場者となり、会場は大いに盛り上がりました。

基調講演では、ゲゲゲのじっちゃんこと鳥越皓之学長が、昔話から発見する文化論や社会論など学ぶことの面白さについて講演。パネルディスカションでは、健康と栄養と人生という健康栄養学部を新設した大手前大学らしいテーマについて、教員・卒業生・在校生が語りました。その後には競技ダンス部がパフォーマンスを披露。会場を華やかに盛り上げました。

続く特別講演には、女子サッカー界のレジェンドであり関西にもゆかりの深い澤穂希さんが登場!勉強の重要性からチャンスの掴み方まで、夢をかなえるために自身が実践してきたことを率直に語ってくださった澤さん。
改めて好きなことに突き進むパワーの魅力を感じられた、学び多きイベントとなりました。

イベント詳細
  • ・基調講演「学ぶオトナは面白い!~裏の畑でポチが鳴く~」
    鳥越皓之学長
  • ・パネルディスカッション「健康と栄養とおいしい人生」
    鳥越皓之学長/吉澤みな子准教授/東神戸病院栄養科・森本徹さん(大手前栄養学院専門学校2009年度卒業)/
    健康栄養学部・長井静花さん(1年生)、長清一樹さん(1年生)
  • ・クラブパフォーマンス
    競技ダンス部
  • ・特別講演「夢はみるものではなく、かなえるもの」
    澤穂希さん
基調講演「学ぶオトナは面白い!~裏の畑でポチが鳴く~」

「裏の畑でポチが鳴く〜」と花咲かじいさんのテーマソングに合わせてゲゲゲのじっちゃんこと鳥越学長が登場。

昔話の花咲かじいさんを例に、「昔話を研究することで当時の日本人の価値観が見て取れたり、物語の中にある事実に気づいたり、たくさんの発見がある」と語る鳥越学長。学びのきっかけは身近にあり、その題材に気づくことができれば学びはもっと面白くなる!そんなメッセージが伝わってくる講演でした。

パネルディスカッション 「健康と栄養とおいしい人生」

パネラーは鳥越学長、吉澤准教授、卒業生の森本さん、1年生の長井さん、長清さん

近年注目が集まる管理栄養士の話題を中心に、高校生が気になる管理栄養士の仕事と医療面の役割から、普段の生活に取り入れたくなる食事方法まで、有意義なディスカッションが行われました。

クラブパフォーマンス

大手前大学競技ダンス部が優雅なワルツ、軽快なチャチャチャ、アクセントの強いタンゴ、エネルギッシュなルンバを披露。華やかな衣装とキレのあるダンスで会場の雰囲気を盛り上げてくれました。

特別講演 「夢はみるものではなく、かなえるもの」

特別ゲストの澤穂希さんが登場。進路選択というターニングポイントを迎える高校生に向けて、どんなことを学んできたのか、どんな選択をしてきたのかなど、ご自身の経験談を語ってくださいました。

また、トークセッション後には、参加者からの質問に澤さんがその場で答えてくれる贅沢なコーナーも。
高校生からの質問に、身を乗り出して一つひとつ丁寧に応える姿が印象的でした。
トークセッションの最後に、「夢や目標を口にしてほしい」とこれから大人になる高校生へメッセージを伝えてくれた澤さん。時間が過ぎるのを忘れて会場中が聞き入るイベントとなりました。