6月7日～8日、オックスフォード大学（イギリス）で開催されたInternational Learning Collaborative （ILC）が主催する「ILC Annual International Conference 2024」に、国際看護学部の髙谷知史准教授と和田由里准教授が現地参加しました。
このILCは南オーストラリア州のアデレードを拠点とし国際運営委員会によって運営されており、世界中で活躍する看護師たちが提供する看護ケアの質向上に向け、協働して多岐にわたる取り組みを行っています。年に一度開催されるカンファレンスにはさまざまな国から100名以上の看護師や教育・研究関係者が参加します。今年もオーストラリア、ニュージーランド、イギリス、スウェーデン、イタリア、アメリカ、ドイツ、中国そして日本から100名以上の参加者が集い、ILCがフォーカスしている看護の基本的ケア（Fundamental of Care）に関する研究発表やグループディスカッションが行われました。看護実践における課題や取り組み、看護教育について活発な意見交換が行われ、大きな学びと刺激を得られた研修でした。
大手前大学国際看護学部は、アジアで唯一のILCに参加・共同する教育機関であり、FoCの概念的枠組みを用いて、国内における医療機関との共同研究ならびにアジア諸国との国際共同研究を進めていきます。

（発信元：国際看護学部）