大手前大学

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産学協働PBLモデルプログラム “Co-Creative Camp in Summer” 参加 総合文化学部1年 寺澤瑞実さん

地域・社会
産学協働PBLモデルプログラム “Co-Creative Camp in Summer” に参加したきっかけはなんですか?
学外の活動に興味を持ったきっかけは、地域の図書館です。そこには地域活動の資料がたくさんあったので、次第に「尼崎」に興味を持つようになり、愛着がわいてきました。現在私が関わっているのは「阪神南ビション委員・あにあんクリエイトグループ」と「尼崎市民まつり」における活動です。あにあんクリエイトグループではツアーを企画し実行しています。一部企画が朝日新聞などに取り上げられました。尼崎市民まつりの方ではほぼ学生がメインで作った企画を実行しており、困難もありますが頑張っています。実際に地域活動に関わる中で、今回のPBL合宿の案内を見かけました。そこには「実際の地域や企業の課題に実際に考えてみる」と記載されており、大学の授業では学べないことを学べて、地域活動に使えるアイデアをもらえるかもしれないと考え、参加申し込みをさせていただきました。大学の授業を受ける中で「このままでいいのか」と朧気な疑問をかかえていた日々の中での挑戦でした。

合宿当日の様子や印象に残った出来事を教えてください。
就業力支援・社会連携室の方から本当に親切な対応を受け、合宿当日を迎えました。集まった会場の雰囲気はプログラムが始まった途端に一変!みんなメモを一生懸命とっていましたし、だれも携帯には触らずに真剣に聞いていました。私は「なぜこんな大事なことを学んでこなかったのだろう!」と自分を呪いながら必死にメモを取っていきました。グループワークの方法を学んだ時に強くそう感じました。特にブレインストーミングはもっと早く知っていたかったです。

今回のプログラムで特によかった内容はなんですか?
今回のプログラムの中で行われた講義の内容はすべて魅力的でした。特に「全部吸収しつくさないと!」と私が焦った講義内容は、マーケティングの知識と会議の行い方、ブレインストーミングなどです。

このプログラムを通じて気づいた「自分の強み」を教えてください。
合宿中に感じた自分の強みは、ネガティブなことを言わず、グループの中で楽しい空気を作っていける力と、グループ全体の背中をぐいぐい押して動かす力です。合宿中にもらったフィードバックでは「チームの中で明るい空気を作っている」と言われました。また、「チームが『もうだめだ・・・。』となってしまったときにも最後まで頑張っていた」とも言われたので、この2点の強みを感じました。

反対に、このプログラムを通じて気づいた「自分の弱み」を教えてください。
グループで何かするときに私は何度もチームの動きを止めることがありました。私がしゃべるときには周りを見ることができているつもりでしたが、「もう少し回りを見よう、発言しにくくなっている人もいる。」とフィードバックを受けました。さらに、「たまちゃんのプレゼンは自分のアピールになっている。とても面白いけれど、今回のプレゼンの目的は企画をアピールすることであって、自分のアピールの場ではない」とも言われました。周りが話している要点を素早く正確に理解するためにも、これからは考えをまとめる練習をします。天声人語の要約に今は取り組んでおり、これからはアカデミックライティングの練習をしようと思います。また、私は焦ると笑いをとってごまかそうとし、それが仇になることもわかりました。ですので、プレゼンテーションの事前準備はきっちりしたいと思いました。

大学における授業について、何か要望がありますか?
合宿を終え、改めて「大学は何をする場なのだろう?」と考えたところ、大学には「中学や高校では身に着ける機会のなかった、専門知識に終わらない学びの場を提供する場所」であってほしいと思うようになりました。そのためには今回のようにグループを作って実際に考えて形にする、PBL方式の授業が良いと思います。

大手前生に向けて、メッセージをお願いします。
大手前生のみなさんへ。みなさんは今までどれほどグループワークの練習をしてきましたか?きっと、他大学生と関わってグループワークをするととてもいい刺激になると思います。それほど、できる人はできます。さらに、その焦りは心地いいものです。自分の位置を知って焦るときには、やる気がわいてくるものですから。やる気あふれる状態で見る世界はもっと輝いていますよ。ですので、どうぞみなさんも様々なことにチャレンジしてみてくださいね。

最後に何か一言あれば、どうぞ。
今回の合宿でステキな他大学のみなさんと友達になれました!PBL合宿、また企画してください!絶対に参加します!!特に「ビジネス×地域課題を企画する会」というテーマに興味があります。
2014.10.29_寺澤さん
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