we are Originals!

情報分析に長けた
地図製作者

未来の暮らしに繋がる
地図作りに
地理と観光、両面の知識が
役立っています。

株式会社ジオテクノ関西 
小西 健三さん

2016年 総合文化学部 卒業

取り組んでいるのは、どんな仕事?

正確な測量と分析データが可能にする、
未来のまちづくりに繋がる地図製作。

私は市町村などから委託される地図の製作に携わっています。地図は都市計画の基礎になる重要な資料。何より精度が求められます。地図情報が間違っていると、その後の政策や建築計画などに大きな影響を与えてしまうからです。近年は情報化の進展に従って、地図に求められる役割が高度化。より正確、かつ大量の情報を網羅したツールへと変化しています。例えば、利用者の目的に合わせて、一般の地図情報に上下水道の流れや方向を正確に示したデータを加えたり、立体化させて街の様子を視覚的にわかりやすくしたりと、加工の仕方はさまざま。自動運転などの次世代技術の実現にも、このように多数の情報が付加された地図データが欠かせません。複数の数値やデータを、使いみちに合わせて一つの地図にまとめ上げ、未来のまちづくりに役立ててもらう。これが現代の地図作りに携わる人たちの主なミッションとなります。
そんな地図製作において、私が担当している業務は大きく2つ。対象物の位置を計測する「測量」業務と、さまざまなデータを用途に応じて地図に加え反映させる「編集」業務です。測量は実際に現地に赴いてドローンなどの機材も使いながら実施。編集業務ではGIS(地理情報システム)と呼ばれる専門のデータ編集・加工ソフトを使用します。いずれも、作業の正確さが地図の精度を左右するため、大きな責任を伴います。

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あなたの磨いてきたオリジナルは?

地理的特性を把握して、効率よくデータを
集めた上で、分析ツールを最大限に活用。

正確な地図の作成には、専門ソフトでデータを扱う知識が身についていることが重要。大手前大学にはGISのソフトが完備されており、地理学専攻の授業で何度も使うことができました。私が初めてGISを使った授業では、「日当たり」や「駅の近さ」といったレイヤーを重ね、家を建てるのに最適な位置を見つけ出しました。そこで、バラバラの地理情報を一つにまとめ、新たな発見が生まれるおもしろさを実感。演習を繰り返す中で、「このデータからこういった分析ができる」といった実践的な知識を得られました。
また分析データを集めるための測量では、全国のさまざまな土地を訪れますが、調査の際に現地の地理情報を把握できていると効率よく作業を進められます。観光ビジネス専攻の授業では、観光地の歴史や、地理特性などをたくさん覚えました。在学時の経験を活かして、今では観光地に近い土地に出向くときには、その観光地の地理特性を思い返すことでスムーズな現地調査に繋げることができています。
大学時代に、測量に求められる基礎的な地理情報を身につけた上で、それらをGISを使って自在に組み合わせ、思い通りの地図を作る練習を重ねた経験が、今の地図製作における多くの工程に活かされています。今後、ますます多くの情報を組み合わせた地図製作が求められると思いますが、お客さまが使いやすく、よりよい未来をつくる基盤となる地図づくりに、正確な仕事で貢献していきたいです。

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