8月3日～5日、8日の4日間、サマースクール（集中講義）として現代社会学部特別演習「飲食店の起業を学ぶ」が、さくら夙川キャンパスにて開講されました。

現代社会、国際日本、建築＆芸術の文系3学部に加え、健康栄養学部からも多くの学生が受講。学部を超えた学びのクロスオーバーは本学の特長ですが、様々な学部の学生が混成チームを組み、専門知識を持ち寄って課題解決に取り組むクロスバウンダリーの学びは初の試み。健康栄養学部の学生にとっては、キャリアの選択肢を広げるきっかけとなり、来春開設される経営学部のトライアル授業にもなりました。

北村雅昭教授（現代社会）、村上由紀先生（非常勤講師）、松本尚准教授（建築＆芸術）の3名の指導のもと、学生たちは飲食店起業の一連の流れを学びました。

まずは、8グループに分かれ「記者会見ゲーム」という自己紹介にて打ち解けることでチームビルディングを行い、飲食業界の現状を学んだ上で、続いて事業計画策定（コンセプトとメニューづくり、店舗名決め、原価/収支計算）やブランディング・デザインワーク（店舗コンセプトに合ったロゴの作成）に取り組みました。最終日にはこれまでのワークの成果としてのプレゼンを実施。4日間という限られた時間でしたが、授業だけで終わらせてしまうのはもったいない魅力的な飲食店プランが続々と誕生し、実践さながらの実習、学部を超えた学びと交流を通し、参加した学生たちはそれぞれに成長を感じ取ることができたと思います。

（配信元：学園広報）