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【国際日本学部】“地震の爪痕を肌で感じる”野外調査を学生が企画
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国際日本学部 考古学・地理学専攻では5月より、貝柄徹 教授と水田憲志 非常勤講師が担当する授業合同で、学生が企画した巡検(フィールドワーク)を実施。最終回(4回目)は「阪神地区の地震爪痕を肌で感じよう」をテーマに、神戸市東灘区深江浜にある阪神高速 震災資料保管庫、食品関係工場・倉庫群、神戸市中央卸売市場 東部市場、B29の落とし物1945、深江大橋を巡るコースに11名が参加しました。
なかでも「阪神高速 震災資料保管庫」は、コースを企画した国際日本学部・4年生の川田真寿さんがインターネット上のマップをくまなく調べていたところ偶然発見したスポットで、過去数年実施した巡検を通して初訪問となりました。ゼミで防災をテーマに研究している川田さんは「地震の爪痕、自然災害の脅威を学ぶことをテーマにしたので展示を見てとても驚きました。これまで映像や画像でしか見たことがなかった光景の実物は想像以上で、施設の方に詳しく説明いただき当時の様子がよくわかりました。当初予定にはなかったコース途中の震災慰霊碑がある磯島公園は、水田先生の提案で立ち寄ることができ、その背景を知ることができた。防災・災害対策の大切さを改めて考える機会となり、自分に何ができるのかを今後考えていく必要がある」と、今回の巡検をふり返りました。
学生たちは全4回の巡検を通し、それぞれのコースにおいて地理学の観点から、地域の特徴や諸問題、歴史や背景を理解・考察するとともに、現地の様子を実際に見ることでその知見を深めていました。今後、それぞれの研究に活かされることを期待したいと思います。
なかでも「阪神高速 震災資料保管庫」は、コースを企画した国際日本学部・4年生の川田真寿さんがインターネット上のマップをくまなく調べていたところ偶然発見したスポットで、過去数年実施した巡検を通して初訪問となりました。ゼミで防災をテーマに研究している川田さんは「地震の爪痕、自然災害の脅威を学ぶことをテーマにしたので展示を見てとても驚きました。これまで映像や画像でしか見たことがなかった光景の実物は想像以上で、施設の方に詳しく説明いただき当時の様子がよくわかりました。当初予定にはなかったコース途中の震災慰霊碑がある磯島公園は、水田先生の提案で立ち寄ることができ、その背景を知ることができた。防災・災害対策の大切さを改めて考える機会となり、自分に何ができるのかを今後考えていく必要がある」と、今回の巡検をふり返りました。
学生たちは全4回の巡検を通し、それぞれのコースにおいて地理学の観点から、地域の特徴や諸問題、歴史や背景を理解・考察するとともに、現地の様子を実際に見ることでその知見を深めていました。今後、それぞれの研究に活かされることを期待したいと思います。
(配信元:学園広報)