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【国際看護学部】韓国・延世大学で国際看護学実習Ⅲを行いました

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11月9日~16日の8日間、国際看護学部3年生6名が韓国に滞在し、5日間延世(ヨンセイ)大学で国際看護学実習Ⅲを行いました。
延世大学は韓国を代表する名門大学の1つです。実習の初日には、手術室を再現した実習室や、教員がマジックミラー越しに学生の様子をモニタリングできる演習室など大学の施設を見学し、歴史ある建物と最先端の設備を兼ね備えた美しいキャンパスに学生たちは感嘆していました。講義では、隣接するセブランス病院の最先端の治療や看護体制について学び、新人看護師がキャリアを積み一人前の看護師になるための支援や、看護師が安全かつ効率的に働くために取り組んでいる対策などについて説明を聞きました。また、高齢者体験ができる近郊の施設を訪れ、韓国の高齢者の日常生活についても体験を通じて学び、最終日には日本と韓国の比較を交えて1週間の学びを英語で発表しました。
滞在中には、来年1月に本学に来られるヨンセイ大学の学生さんがソウルの名所を案内してくれ、一緒に食事を楽しみました。互いの交流を深める機会も多く、韓国の医療や看護だけでなく文化についても学ぶことのできた1週間でした。学生は実習に参加するにあたり、事前に危機管理や異文化理解に関するガイダンスを受けるなど、しっかりと渡航準備をし、無事に1週間の実習を終えることができました。

以下に、実習参加者からの感想をご紹介します。

・今回、韓国のヨンセイ大学で1週間実習を行いました。英語でのレクチャーは聞き取りが難しく大変でしたが、コミュニケーションの際は英語や韓国語を用いて積極的に交流することができました。大学や近くの病院は非常に規模が大きく、大学のシミュレーションセンター(実習室)や病院は最先端の技術・設備であり、高度な技術・実践という部分に対して非常に優れていると感じました。同時に、デジタル化が進む現在、高齢化問題について考えると、高齢者にとって優しい医療の提供について、デジタル化の社会と同時にアプローチ方法を考えるべきだと思いました。学びを得るとともに、課題について考える貴重な機会になりました。
(国際看護学部3年生 柴山さん)

・私自身、初めての海外で言葉が通じるのか非常に不安でした。また、言語の壁を感じました。けれども、諦めずに一生懸命知っている単語を並べることで英語を話すと伝わることを学びました。医療の面では、韓国と日本では同様に患者により良い医療を提供するよう心がけていて、国境を越えてでも同じ考え方を持っているということに感動しました。この実習を通して、他言語を学習しよう、積極的に国際交流を行いたいと思えるきっかけになりました。
(国際看護学部3年生 源さん)

(配信元:国際看護学部)

国際実習_韓国_01
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国際実習_韓国_03
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