さまざまな分野の歴史を学びつつ、ほぼ文字資料がなく遺物などから研究するプロセスに惹かれ、3年目に考古学を専攻することに。同学部では研究対象を観察するため遺跡や博物館を訪ねますが、実習後の発表は遺物の外観だけでなく、より深い考察を意識すると卒業論文への良い経験となるでしょう。幼少期からの漠然とした歴史への好奇心が大手前大学での学びで具体性を帯び、「文化財に宿る歴史を後世に残したい」という明確な目的となったことが文化財調査の企業への就職につながりました。