2019年12月10日(火）、健康栄養学部4年生による「卒業研究発表会」が行われました。
2016年4月に開設した健康栄養学部の1期生たちの4年間の学業で身につけた知識の集大成です。

大阪医科大学付属病院の協力の元、患者やその家族を対象に料理教室を開催し管理栄養士による料理教室の有用性を研究するグループや、家庭用LDH水耕栽培栽培を装置を用い水耕栽培を行い、栄養成分の比較を研究するなど、個人またはグループで興味関心のあるテーマに取り組み研究がなされた。
いずれのテーマも社会に貢献できる管理栄養士として役割について真摯に向き合った研究発表となった。
また、発表会には3年生も参加し自らの研究テーマの見極めができるきっかけとなった。

＜卒業研究タイトル＞
・「スーパーマーケットにおける栄養指導の効果と課題」
・「野菜に含まれるカロテイノド定量法について」
・「カーボカウント法の初期教育のためのワークの製作研究」
・「家庭用LED水耕栽培野菜の栄養成分分析による有用性の検討」
・「遺伝子組換え食品の現状についての調査研究」
・「コンビニの食品を活用した慢性腎臓病食レシピの開発」
・「ミントティー飲用による冷え群、暑がり群の生理応答・感覚及びクレペリン検査作業量に及ぼす影響」
・「病院勤務の管理栄養士による料理教室の実施と入院患者における絶食時の投与栄養素量について～病院管理栄養士のできること～」

※「コンビニの食品を活用した慢性腎臓病食レシピの開発」について、
2020年1月「日本病態栄養学会」で発表予定

（配信元：学園広報）