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【授業紹介】第12回「西宮 まち・ひと・しごとリレー講義」のゲストは、阪神電気鉄道株式会社 堀野知久氏にお越しいただきました!

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観光客を惹きつける魅力ある街とはどのような街なのかを、観光、文化芸術、スポーツ、ビジネス、行政等、それぞれの分野の第一線で活躍される方々をゲストでお迎えし、さまざまな角度から学ぶ本講義。
第12回目のゲストは、阪神電気鉄道株式会社 沿線価値創造推進室 副部長 堀野知久氏 にお越しいただきました。

堀野氏は、阪神電鉄入社後、不動産事業に配属、その後、グループ内の広告代理店で勤務した際には、電車内の中吊り広告や甲子園球場内の看板広告をご担当され、また球場リニューアルで導入された日本初のライナービジョンにも携わられました。2020年からは現在の沿線価値創造推進室で沿線活性化に携われています。
今回、堀野氏には「阪神電車の沿線活性化について」のテーマでご講義をいただきました。

授業前半では、阪神電車の歴史や沿線についてお話しになり、また人口減少や高齢化など阪神沿線を取り巻く環境の中で、「住みたい」「働きたい」「訪れたい」といった「魅力ある沿線の価値創造」を行うことで活性化をめざすことを話されました。

授業後半では、具体的な沿線活性化の取り組みを詳しくご説明されました。甲子園球場をはじめとするスポーツを核とした甲子園エリアの活性化、UR都市機構との連携による武庫川線引退車両(赤胴車)の武庫川団地での設置、「灘の酒蔵」活性化プロジェクトでの様々な取り組み、阪神間連携ブランド発信事業として「阪神KANお散歩マップ」の発行など、交流人口、定住人口の増加をめざす様々な事業や取り組みを説明されました。

最後に地域の「知っていること」「知らないこと」を観光客目線で考えてみることが大事だと締めくくられました。

質問コーナーでは、「阪神電車の乗降客数」や「試合後の甲子園駅の臨時電車の対応」などに丁寧に答えて頂きました。利用する機会の多い阪神電車の沿線活性化というなじみ深いテーマで、熱心にノートをとる学生の姿が目立ちました。

次回は1月13日、西宮観光協会事務局長 前川英三氏をお招きする予定です。

(配信元:アドミッションズオフィス)

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