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【健康栄養学部】生化学実験Ⅰ 授業紹介!
ニュース生化学実験Ⅰの授業では、生体触媒としてはたらいている酵素についての基礎知識と基本的な生化学の実験技術の習得を目標としています。さらに実験レポートを作成することによって、生化学の講義で学んだ内容の理解を深めるとともに、論理的な文章表現力を養います。
今回の実験は、牛の血清に含まれるアルカリフォスファターゼ(ALP)という酵素の活性を測定しました。
ALPは、骨、腎臓、肝臓、腸など多くの臓器に存在し、肝臓の機能を調べるための血液検査の項目として用いられています。実験では、条件を変えて酵素反応によって生成する反応生成物量を測定し、グループごとに得られた結果をもとにデータの解析と発表を行いました。
論理的な考察を見つけるために、グループで議論しあったり教えあったりする姿を見て、1年前より成長したと感じられました。「なぜだろう」「面白い」「わかった!」という体験を通して、科学への知識や興味を広げることを目指しています。
(配信元:食品栄養研究室)