健康栄養学部3年生は「総合演習III」の授業において、来年1月から始まる管理栄養士課程最後の臨地校外実習（臨床栄養学）の準備を進めています。

その一環として、9月27日（金）4限目に、実習先でもある大阪府堺市の独立行政法人労働者健康安全機構 大阪ろうさい病院の栄養管理室長　西條 豪先生に「病院管理栄養士の過去・現在・未来」と題して講話をしていただきました。その内容は、病院管理栄養士の業務内容の変遷をRD1.0～4.0の段階に分け、その変遷の中で診療報酬の変化・拡大により管理栄養士が栄養管理業務のために病棟に配置されて活躍する場が増えていることや、その結果、栄養管理業務の遂行能力を培っていくための自己研鑽が必要であること、医療職として独り立ちしていくための実力が求められていることなどでした。管理栄養士の今後の展開に期待を感じられ、学生たちにとって大いに刺激を受けるご講演でした。
臨地校外実習（臨床栄養学）、ひいては就職活動を控えた学生各々が自身の進路や資格を意識する上で、貴重な時間となりました。

（配信元：健康栄養学部）