3月18日大手前大学　いたみ稲野キャンパスにて、2回目となる「大手前子ども食堂」を開催いたしました。
総合文化学部、現代社会学部、メディア・芸術学部、健康栄養学部の4学部の学生（約30名）と教員の有志によって今年度より立ち上げられたプロジェクトで、学生たちは日頃の学修を活かし（教職課程で学ぶ、管理栄養士をめざすなど）、共に楽しく食事をし、レクリエーションを行うプログラムを準備。開催当日は短期大学、専門学校の学生も参加しました。
今回は事前にお申込みをいただいた主にキャンパス近隣の児童約50名と保護者の方、総勢70名にご参加いただきました。

午前中は中庭で学生たちが企画した鬼ごっこや、学生お手製の段ボールを利用したそり遊びを存分に楽しんだ子どもたち。その頃、調理担当の学生たちは、ふだん健康栄養学部の実習を主に行う本格的な調理室で昼食の準備を頑張りました。思い切り遊んだ後は待ちに待ったランチタイム。メニューは事前に何度も打ち合わせを重ね、学生たちが決定した「ちらし寿司、唐揚げピンチョス、茶わん蒸し、フルーツポンチ」。栄養バランスに配慮することはもちろん、旬の素材を取り入れることにもこだわり、春の訪れを感じる献立てとなりました。

昼食後は体育館で、調理を担当していた学生たちも加わり、ドッヂボールやジェスチャーゲームなど、チーム対抗でめいいっぱい遊びました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、お別れの時間になる頃には、学生たちと子どもたちはすっかり打ちとけた様子。今日が初対面とは思えないほど仲良くなって、すべてのプログラムを無事に終えることができました。最後は参加してくれた子どもたち、保護者の皆さん、学生、教職員が全員集合で記念撮影！　

本プロジェクトは、子どもたちが半日をキャンパスで過ごし、大学での楽しい時間を経験することで、大学を身近に感じてもらい、子どもたちの将来の学びの選択肢を増やして欲しいという思いから立ち上がったものです。今回参加してくれた子どもたちにとって、大学で過ごした時間が「楽しい思い出」となることを願うばかりです。また来年度以降も、このプロジェクトを継続していく予定です。今後の活動にご期待ください。