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「社会人基礎力育成グランプリ2014」近畿地区予選大会で、大手前大学のチームが「準優秀賞」を受賞!

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12月8日(日)、京都光華女子大学にて「社会人基礎力育成グランプリ2014」(主催:社会人基礎力協議会)の近畿地区予選大会が開催され、大手前大学のチーム「よろこんぶ」が「準優秀賞」を受賞しました(「優秀賞」は京都光華女子大学短期大学部)。チームメンバーは、3年生の鈴木春弥さん、横山渡さん、2年生の宇治奈帆子さん、河野智恵さん、1年生の鯉田智大さん、大下真央さんの6人です。

「社会人基礎力育成グランプリ」は、大学の授業等の取り組みを通して学生の社会人基礎力がどれだけ成長したか、学生・教員のプレゼンテーションにより表現する大会です。学生の発表者は、河野さん、鯉田さん、大下さんの3人。教員の発表は、本プロジェクトに深く関わった本田直也先生が行いました。

本学は、学部・学年横断のオナーズプログラムにおけるPBL(課題解決型)授業「複合型体験学習」での活動の成果を発表しました。題目は「社会人基礎力可視化プロジェクト〜行動力(Action)の可視化を通して鍛えられる社会人基礎力〜」。このプロジェクトは、本学の定める問題解決能力C-PLATS(R)をわかりやすく映像化するという課題に対し、現役社会人の視点を取り入れるために、教育ボランティア(本学と連携する学外の協力者)の協力を得ながら取り組むというものです。本チームは「Action(行動力)」についての映像化をテーマにプロジェクトを実行してきました。

本大会でのプレゼンテーションは、チームやメンバー個人それぞれに、どのような内面的変化が起こったのか、とことん考え抜いた結果の気づきと成長を表現するものでした。本番では、徹底的な議論と練習の成果を発揮した堂々たるプレゼンテーションにより、みごと「準優秀賞」を獲得しました。

本学のプロジェクトは、地域、社会、産業界など、学外に対して目に見える形での貢献を果たしたものではありません。むしろ学外の皆さまからのご協力をいただきながら、学生たちと共に、教職員、ひいては大学として社会人基礎力への理解を深め、そのプロセスを経た結果として学生たちの成長へと繋がりました。

現時点で、目に見える結果や生産物はありませんが、十分に成長した学生たちと、このような難しい課題に挑戦し続けた教職員の経験が、このプロジェクトを通しての最大の成果であり資産です。今後、先輩学生と教職員が一体となって次の世代の学生たちの育成に当たっていくことで、この成果を十分に活かしていくことができ、結果として産業界、社会からの大学に対する要望に応えていきたいと考えています。
 
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