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【国際交流】アメリカ「ジャパン アニメアート フェスティバル」に倉田先生参加!

お知らせ
大手前大学の提携校である、アメリカのエベレットコミュニティーカレッジで、5月末に「ジャパン アニメアート フェスティバル」が開催され、メディア・芸術学部(マンガ制作)倉田芳美客員教員が、日本文化についてのトークショーとデモンストレーションを行いました。

2013年に、エベレットのグレッグ カマー先生が来日した際、一緒に講演をしたことがご縁となり、2014年1月には現地で『味いちもんめ』のパネル展示を開催。以降も、同校との交流を深めてこられました。

現地には日本のアニメやマンガファンの人がとても多いそうで、トークショーのテーマは“なぜ、日本人は世界で人気の漫画が描けるのか?”。

「日本には子どもから大人まで年齢層も幅広く、漫画を読む人が圧倒的に多い。小さい頃から、ずっと慣れ親しんでいるということで、漫画に対する下地があるのでは? ブラジルにサッカーのうまい人が多いように、日本人は漫画のルールのようなものが、自然と身についているのだと思う」と、倉田先生は語ります。

さらに、日本の漫画のテーマは、夢や希望など未来に向けてのテーマが多いことも影響していると続けます。
「子どもたちに向けてなど、読者に向けて描くという意識があるんですね。読者を意識して描けるようになることが、プロでもあるんです。そしてなんといっても、わかりやすい、面白いということが大切で、これは読者を意識しているかいないかで大きく変わってくるところ。海外の漫画では、深層心理の部分がまだまだ描けていない…と感じています」。

滞在中には、倉田先生のオリジナルキャラクターである「トロージャンちゃん」が、現地の新聞に掲載されるなど、今回のイベントは注目度大! 総領事も参加され、倉田先生に質問もされていたようです。
最終日の打ち上げでは、得意の料理でおもてなし。親子丼ときんぴらを人数分ふるまい、大変喜ばれたそうです。

今後も、エベレットコミュニティーカレッジと倉田先生の交流がさらに深まることをご期待ください。

 
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