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【史学研究所】『大阪市 津守下水処理場 旧処理施設 調査報告書』報告会を実施

2026.04.25(土)

地域・社会

4月25日、大手前大学史学研究所との共催で、近畿産業考古学会の2026年度総会行事が開催され、大阪市津守下水処理場旧処理施設の調査報告が行われました。

大阪市内でもっとも古い下水処理場である津守下水処理場は、1940年の通水以来、市下水道事業の展開とともに歩み、現在も基幹的な処理場として重要な役割を果たしています。通水時まで遡る建造物、構造物、機械設備等の旧処理施設が多数残されており、一部は今も現役として稼働しています。これら旧処理施設は、昭和戦前期の下水草創期における設備や構成、処理技術、および大阪市の下水処理場事業の歴史を理解するうえで重要な遺産です。

大手前大学史学研究所では、大阪市建設局の協力を得て約5年にわたる調査を行い、その結果をまとめた『大阪市 津守下水処理場 旧処理施設 調査報告書』を、2026年3月に刊行しました。その完成を記念して、大手前学園創立80周年記念事業として開催されたものです。

午前の部は、大手前大学 現代社会学部 岡本篤志 准教授による三次元計測の紹介や施設見学、午後の部は、同・国際日本学部 貝柄徹 教授による挨拶と史学研究所の成り立ちについて、そして、同・史学研究所 二階堂達郎 客員研究員および、阪神文化財建造物研究会からの調査報告が行われました。

(配信元:史学研究所)