CAREER

国際日本学部でめざす
新たな未来。

学部やコースを超えた学び。日本語教員の養成課程や中学・高校の教員をめざすための教職課程。公務員や各種資格をめざす学生へのサポートなど、将来にあわせた支援プログラムで幅広いフィールドで活躍できます。

学部・コースを超えて
学べるから、夢が広がる。

本学では学部を超えての科目履修も可能。「現代社会学部」「建築&芸術学部」の各専攻から関心のある科目をプラスして、自分だけの学修モデルをつくることで、幅広く教養を磨いたり、進路の可能性を広げたりする学びが可能になります。

─ たとえば、こんな学び方。こんな未来。

#01世界の歴史を調べて、新たな
観光プランを手掛けたい

[ 国際日本学部 ]東洋史・西洋史専攻 + [ 現代社会学部 ]観光ビジネス専攻

#02日本文学や文化の豊さを
映画やアニメで表現したい

[ 国際日本学部 ]日本とアジアの文化・文学専攻 + [ 建築&芸術学部 ]映画・演劇専攻/映像・アニメーション専攻

#03世界を舞台にした
ビジネスで活躍したい

[ 国際日本学部 ]英語コミュニケーション専攻 + [ 現代社会学部 ]企業経営専攻

#04日本の魅力を世界に
発信できる人になりたい

[ 国際日本学部 ]日本語・日本語教育専攻 + [ 現代社会学部 ]日本史専攻

#05定住外国人と共に暮らす
まちづくりをめざす

[ 国際日本学部 ]考古学・地理学専攻 + [ 現代社会学部 ]国際関係学専攻

3学部・9コースから
自由に学びを組み合わせよう。

国際日本学部

史学コース/国際文化コース/国際コミュニケーションコース

現代社会学部

経営コース/情報・コンピュータコース/心理学コース

建築&芸術学部

建築コース/芸術コース/メディアコース

卒業後のキャリアモデル

─ めざせる多様な職種

日本語教員

中学・高校教員

地方公務員

マスコミ

観光・ホテル業

百貨店・小売

商社・企業

学芸員・図書館司書

─ 卒業生の声

株式会社ジオテクノ関西

小西 健三 さん

2016年 総合文化学部 卒業※2022年4月より国際日本学部へ名称変更

地図づくりという仕事に
地理と観光の両方を
学んだことが役立っている

市町村などから委託される地図の製作に携わっています。正確な地図の作成には専門ソフトでデータを扱う知識が重要。大学時代に地理学専攻の授業でGISソフトを何度も使ったことが役立っています。分析データを収集する測量では全国各地を訪れますが、調査の際に現地の地理情報を把握できていると効率よく進められます。そこでは、観光ビジネス専攻の授業で観光地の歴史や地理特性などをたくさん覚えた経験が活かされています。たとえば観光地に近い土地に出向くときには、その地域の地理特性を思い返すことでスムーズな現地調査につなげることができるのです。今後、ますます多くの情報を組み合わせた地図製作が求められてくるはずです。お客様が使いやすく、よりよい未来をつくる基盤となる地図づくりに、正確な仕事で貢献していきたいと考えています。

上新電機株式会社

堤 優太 さん

2012年 総合文化学部 卒業※2022年4月より国際日本学部へ名称変更

大学での多様な学びが
販売員に欠かせない
資質を培ってくれた

販売員として、接客に欠かせない資質。それを培うことができたのが、大学でのさまざまな学びです。まず国際交流・観光文化系(現:国際関係学専攻)の授業で多様な価値観を教わった結果、人とのかかわりに魅力を感じるようになったこと。加えて心理学専攻でも学んだことで、表情や仕草からもお客様の考えを推測できるようになりました。さらにプレゼンの授業を通じて、わかりやすい説明の力を身につけたことも役立っています。今もプレゼン授業で何度も練習した「ポイントを押さえて話す」ことを思い返し、明快な案内を行うよう努めています。お客様にリピートしていただくには、「この店員さんならていねいに話を聞いて、答えてくれる」という安心感が不可欠。大学での学びは、そこで求められる「聴く力」にも「伝える力」にも大いにつながっています。

役者

畦田 ひとみ さん

2016年 メディア・芸術学部 卒業※2021年4月より建築&芸術学部へ名称変更

台本を深く読み込む上で
役立った日本語学
長く愛される役者をめざしたい

どんな役でも、自分とはどこか異なる“人”を演じるのが役者の仕事。一つのセリフからその人物の性格や価値観、育ってきた環境をイメージする上で、在学中に学んだ日本語学が役立っています。“美しい”と“きれい”の違いといった日本語の基礎知識が、台本を読み込む深度をぐっと深めてくれるのです。そしてなにより今の私があるのは、学部や学科の枠を超えて学んだことで多くの仲間ができたから。現場では共演者はもちろん、大勢のスタッフの方々とかかわります。在学中に、夢も進路も価値観もまったく異なる仲間と交流できたからこそ、誰とでも臆さずにコミュニケーションを取れる積極性、多様な考えを受け入れる柔軟性が身についたのだと感じています。これからも周囲の人々への感謝を忘れず、長く愛される役者をめざして舞台に立ち続けたいと思います。

株式会社ロイヤルホテル

川田 美希 さん

2011年 現代社会学部 卒業

フロントと社内インストラクター
2つの役割を通して
サービス向上に取り組む

3ホテルの顔であるフロントスタッフとして、チェックインや観光のご案内を通し、お客様へ心を尽くしたサービスを提供するのが私の仕事。さらに社内資格である「接遇インストラクター」として、新入社員やアルバイトの方々の教育を担当する役割も担っています。教育を通じてスタッフ一人ひとりに、正しい敬語や事務作業のノウハウ、おもてなしの精神などを伝え、どんなときでも、お客様にご満足いただけるサービスを提供することをめざしています。在学中に「プレゼンテーション実務士」資格を取得したことで、想いを伝えるための資料づくりや言葉の選び方を学んだ経験は、研修や普段の指導に活きています。自分が積み重ねてきた経験や知識をしっかり伝えることが後輩たちの成長につながり、そのことがお客様へのサービスの向上に結びつくと考えています。

西宮市役所

清村 託摩 さん

2020年 現代社会学部 卒業

大学で培った課題発見力を活かし
西宮市民と日本の便利に
つながるシステムを構築する

住民基本台帳やマイナンバーといった、住民情報を管理するシステム改修などを担当しています。初めて携わったシステム改修では、改修後のほうが格段に使いやすくなっていることを実感。自分の頑張りが市民の方々の安全でスムーズな手続きに貢献できているという自覚が、仕事のモチベーションになっています。地理学のゼミでは、他人とは異なる視点で課題を見つけ、その対処や解決方法を考えるトレーニングを積みました。これからはその力を実際のソリューションに応用したいと考えています。「もっと便利にできるのではないか」という探究の姿勢を忘れず、大学で培った課題発見力を活かして、これまで着目されなかった欠点や不便の原因を見つけ出すとともに、西宮市民の、ひいては日本全体の便利につながるシステムの構築に貢献することが今後の目標です。

パナソニックホームズ
不動産株式会社

野口 太郎 さん

2012年 総合文化学部 卒業※2022年4月より国際日本学部へ名称変更

「大学での経験は将来への投資」
この同級生の言葉が、
仕事の指針になっている

コンサルタントとして、賃貸物件のトラブル対応やそれに伴う改修工事のご提案を行っています。管理側のお悩みや課題に応えると同時に、ユーザーとしての視点も持ちながら、私にしかできない提案を心がけています。お客さまのニーズはさまざまですが、どんな案件でも「受け身で対処しない」ことを徹底する姿勢で仕事に臨んでいます。大学では、異なる考え方や価値観に多く触れることができました。今も記憶に残っているのが、同級生の「大学での日々の経験が、将来への投資になる」という言葉です。私の弱点はつい一人で仕事を抱えすぎてしまうところ。同級生の言葉に触発されてからは、意識的に仲間にアイデアを求めるといった心がけを続けています。こうした努力の積み重ねがいずれ大きな成果となり、お客様へのよりよい提案につながると信じています。

将来の夢を叶えるための
プログラム

大手前大学では、日本語教員、中学や高校の教員、学芸員や司書などをめざせる養成課程の設置。さらに語学力を高めたい学生や資格取得をめざす学生のために多様な支援プログラムを用意しています。

─ 日本語教員養成課程

日本語への理解を深め、社会で求められる言語運用能力を高める

日本語の語句一つひとつの起源や正しい意味、使い方などを学びます。自分がふだん使っている言葉を見直し、それぞれのニュアンスや与える印象などを突き詰めて考えることは、コミュニケーションの本質を理解し、社会人に必要な対話力や語彙力を磨くことにつながるでしょう。

少人数制クラスの授業で、ハイレベルな日本語教員へと成長

即戦力の日本語教員をめざすべく、試験対策の講義や、学内留学生を相手にした演習を繰り返して実践力を高めていきます。クラスは10人前後の少人数制のため、実習の機会はたくさん。タイのマヒドン高校と提携しており、現地で日本語教員としてのインターンシップを行うチャンスもあります。

日本語学と教育学、二つの視点から学びを深める

日本語学は、言語の歴史やルール、理屈を探求する学問。教育学は、効果的な教え方を研究する学問です。その両方の授業を通して日本語の専門知識を幅広く学ぶことができ、日本語教員だけでなく、言葉を使う機会が多いマスコミ業界など、多様な進路をめざせます。

4年間のカリキュラムの流れ

1年生

日本語について、言語学、教育学それぞれの授業を受講し、異なる視点での言葉の捉え方を学びます。

2年生

言語学、教育学の基礎知識をもとに、日本語と、社会学や心理学など幅広い学問とのつながりを学びます。

3年生

ゼミで研究を深めます。日本語教員をめざす学生は、インターンシップや実習・演習にも参加します。

4年生

3年生から深めてきたテーマについて、ゼミでの調査・発表を繰り返しながら論文にまとめます。

─ 教員資格

本学の教職課程に関する科目は「教育職員免許法」「教育職員免許法施行規則」等に基づいており、教育職員免許状は、基礎資格(大学卒業)および所定の各科目の単位を取得した学生に与えられます。本学学生はガイダンスや対策講座を通じて、教員免許の取得に必要な知識や手続きを確実に理解し、必要に応じて個別のフォローアップを受けることができます。

国際日本学部で取得できる
教育職員免許状

中学校教諭一種免許状(国語)/中学校教諭一種免許状(英語)/中学校教諭一種免許状(社会)/高等学校教諭一種免許状(国語)/高等学校教諭一種免許状(英語)/高等学校教諭一種免許状(地理歴史)

─ 博物館学課程/図書館学課程

学芸員の資格取得希望者は、博物館学芸員課程開設科目における必修9科目すべての単位を取得し、かつ指定される4分野の専攻プログラムからメジャー1つ以上を修了することで、卒業時に「博物館学課程修了証書」が付与されます。また、本学には図書館学課程も設置されています。図書館学に関する授業科目を履修し、所定の単位を取得した学生には、卒業時に「図書館学課程修了証書」が与えられます。

─ 実践英語プログラム

「英語力を身につけて世界で活躍したい」「英語圏に留学してグローバルな視野を養いたい」といった学生ニーズに応えるため、全学共通の「実践英語プログラム」を設置。多くの学生が「レベル別英語学習LEO(Language Education of Otemae)」および「発展的英語学習GJS/GBS/GCS」のもと学んでいます。実際に本学では、身につけた英語力を活かして多彩な分野・企業でグローバルに活躍する卒業生を数多く輩出しています。英語を使いこなすことはもちろん、国境を越えて発想し、行動できるコミュニケーション力を身につけた国際人を育成しています。

─ 資格取得サポート

授業の空き時間や土曜日に受講できる資格講座を開講。各分野で実績ある講師陣が一人ひとりに対してていねいに指導。試験対策のプロが、独学では得難い知識や傾向分析に基づくテクニックを伝授しています。ビジネス系、IT系、クリエイター系、語学系、公務員講座などバリエーションも幅広く、しかも本学の学生は、一般よりも割安な受講料で利用できます。

取得可能な
資格一覧

MOS(Microsoft Office Specialist)/宅地建物取引士(国家資格)/TOEIC®Listening&Reading Test/旅行業務取扱管理者(国家資格)/日商簿記検定(公的資格)/秘書検定/色彩検定®/ITパスポート(国家資格)/インテリアコーディネーター/二級建築士(国家資格)/Illustrator®クリエイター能力認定試験/Photoshop®クリエイター能力認定試験/CGクリエイター検定

公務員講座

公務員試験対策講座 教養コース/公務員試験対策講座 教養専門コース行政系/公務員試験対策講座 教養専門コース建築系

資格サポートセンター

資格取得に向けた各種講座を開講するほか、資格を活かしたキャリアアップ・スキルアップについて、専門のスタッフに相談できる窓口を設けており、全学生が利用できます。資格サポートセンターでの相談をきっかけに、新たなキャリアを切り拓いてください。