栄養管理の今を知り、管理栄養士が果たす役割を理解することからスタート。業務に必要な基礎を学びます。早期から実技の授業を導入するカリキュラムも本学の特徴です。
経験談から管理栄養士の仕事を知る。
管理栄養士のさまざまな仕事を知るために、職場ごとに異なる仕事の中身や役割を解説。自分が理想とする姿を具体的にイメージできるように導きます。また、実験や調理実習なども早期から実施。さらに、栄養教諭をめざす学生には別途、特別カリキュラムを用意しています。


私たちの暮らしに欠かせない食の安全性や
健康への意識はこれまでにないほど高まっています。
それに伴い注目を集め、期待を寄せられているのが、
「食と健康のスペシャリスト」である管理栄養士です。
調理の現場はもちろん、病院やクリニック、福祉施設、
食品メーカー、行政機関など、医療・教育・ビジネスといったさまざまな分野で、管理栄養士の知識と技術は
求められています。
大手前大学ではこうした社会のニーズに応え、
あらゆるシーンで社会に貢献できる、
管理栄養士の養成をめざします。
実習・実験・臨地実習を中心に実践的な内容のカリキュラムを編成。給食経営管理や調理学、栄養学など栄養管理に関わるすべての分野を網羅することで、国家試験合格をめざすとともに、さまざまな分野で即戦力として活躍できる管理栄養士の養成に注力しています。
管理栄養士の資格を持つ教員がTA(ティーチング・アドバイザー)となり、国家試験まで二人三脚で徹底指導。万全の支援体制で学生の学習意欲を高め、「全員受験・全員合格」をめざします。
社会の情報化は急速に進歩を遂げています。本学では講義資料のペーパーレス化、栄養価計算ツールの活用などを通じて、高度情報化社会に適応し、情報技術を活用する力の修得をサポートします。
豊富な実習・実験授業を通して現場の即戦力として
役立つスキルを修得。
1年次では心理や英語など、専攻以外の科目でも
知識を広げ、教養を身につけます。
3年次からは進路を意識した新設の
「ミライステップ プログラム」で
将来のための実践力、専門性をより深めていきます。
栄養管理の今を知り、管理栄養士が果たす役割を理解することからスタート。業務に必要な基礎を学びます。早期から実技の授業を導入するカリキュラムも本学の特徴です。
管理栄養士のさまざまな仕事を知るために、職場ごとに異なる仕事の中身や役割を解説。自分が理想とする姿を具体的にイメージできるように導きます。また、実験や調理実習なども早期から実施。さらに、栄養教諭をめざす学生には別途、特別カリキュラムを用意しています。
実習・実験といった実技に関するカリキュラムを中心に展開。応用力を養うとともに、さまざまな体験を通じて管理栄養士としての自覚を深めていきます。
1年次で学んだ幅広い分野の基礎知識を基盤として実習・実験が中心の授業へ。基礎知識が実習・実験を通してつながり、管理栄養士が担う役割の奥深さを知ることができます。
食品機能や栄養管理といった専門分野を重点的に学習し、臨地校外実習で現場を経験するなど、実践力を強化。
2年次の終わりから臨地校外実習がスタート。給食施設を持つ事業所、保健センター、病院の3施設で実習を行い、管理栄養士の仕事を実際に体験します。身につけた知識と技術をフル活用して実務にチャレンジすることで、1年次から修得してきたことが現場で活きる学びであると実感できます。
国家試験対策と卒業研究(ゼミ)それぞれにおいて、ミライステップ プログラムで指導を強化。4年間の総仕上げと合わせて、卒業後につながるプラスαの学びで専門性にも磨きをかけます。
4年次は卒業研究か国家試験対策が中心の授業になります。模擬試験を実施し、学生と教員で現在の学習状況を共有しながら授業を進めていきます。授業以外にも国家試験対策サポート室が全力でバックアップ。「全員受験・全員合格」を合言葉に、合格へ向けてみんなでラストスパートです。
地域集団における人々の健康栄養状態や社会・経済環境を把握し、公衆栄養活動のマネージメントについて必要な知識を習得。加えて国の栄養政策、関連法規、健康栄養状況なども理解します。
3年間で修得した知識や技術を活かし、さまざまなテーマに主体的に取り組む科目。実験や調査で得たデータを分析し、考えや意見をまとめて発表したり、論文にする力を養うことをめざします。
食と栄養の専門家としてより多くの経験を積めるよう、
多彩な実習科目を設置しています。
視野が広がるさまざまな実習先も用意。
2年秋学期までに「基礎力」「応用力」を高めた上で、
2年次終了時から臨地校外実習が始まります。
健康栄養学部のカリキュラムの中でも特徴的な科目を紹介します。講義、実習、演習、実験を織り交ぜながら、理解を深め、学びを定着させ、成長へと導く編成となっています。
管理栄養士としての職業意識を高め、求められる資質や能力、社会的な自立に向けて理解を深める科目です。講義を通して「管理栄養士の仕事」について、さまざまな角度から考える機会を与えます。
栄養教育論で得た専門知識や技術を総括する科目です。臨床の場を想定したカウンセリングやコーチング、行動科学などを活用し、成人期や高齢期を対象とする個別栄養教育を展開します。
誕生から一生を終えるまでに伴う人体の構造や機能、栄養状態の変化などについて理解を深めます。栄養状態や心身機能に応じた栄養ケア·マネジメントの基本、食事改善の計画と実施も学びます。
食品加工品を作ることで食品の加工原理を体験的に理解します。包丁の使い方など調理の基本も習得。保存加工を施す作業もあるため衛生管理の知識も活用し、理論的な学びを実習で確認します。
遺伝子診断(DNA鑑定)の基本的な原理や応用について理解を深める授業です。実験結果を分析し、自ら考える力を養成。さらにデータ分析力、理論的文章表現力、文献検索力なども高めます。
臨床栄養学臨地校外実習の事後教育として、各施設における実習内容、実習課題の報告などの情報交換や指導を実施。効果的な職業実践教育のため実務経験を有する管理栄養士による授業も行います。
将来、食品会社で新商品の企画開発に携わりたいと考え、健康栄養学部に入学し、食品や栄養について学んでいます。実験では、講義で修得した知識や技術を使って実験した結果を、自分の目で確認してレポートを書きます。油脂の酸化やアミノカルボニル反応の実験では、講義で学べない匂いや色の細かな変化、液体の粘度などを見極め、理解を深められました。また、回数を重ねるうちに実験の目的を認識し、講義で学んだことと結びつけながら実験できるようになっています。大学での学びが深まるにつれ、商品品質の分析や管理にも興味がわいてきました。
将来、食品会社で新商品の企画開発に携わりたいと考え、健康栄養学部に入学し、食品や栄養について学んでいます。実験では、講義で修得した知識や技術を使って実験した結果を、自分の目で確認してレポートを書きます。油脂の酸化やアミノカルボニル反応の実験では、講義で学べない匂いや色の細かな変化、液体の粘度などを見極め、理解を深められました。また、回数を重ねるうちに実験の目的を認識し、講義で学んだことと結びつけながら実験できるようになっています。大学での学びが深まるにつれ、商品品質の分析や管理にも興味がわいてきました。
2年次から始まる臨地校外実習では、管理栄養士が活躍するさまざまな実習先を用意しています。卒業後の進路につながる分野を選択し、各現場で管理栄養士の仕事を体験します。
大阪医科大学附属病院、
大手前病院、大阪労災病院、
大阪赤十字病院、
日本生命病院 ほか
大阪市内の保健所・
各保健・福祉センター
日清医療食品株式会社
ほか
進路選択では手に職をつけたいと思っていました。本学の卒業生でもある知人から勧められ、管理栄養士に興味を持ちました。実習の中で特に印象に残っている、臨地校外実習で行った病院の1型糖尿病外来で、実際の栄養指導を初めて見学しました。さまざまな工夫をして生活する患者さんの姿を見て、自分の勉強不足を痛感。患者さんに分かりやすく伝えること、寄り添っていくことの大切さも思い知りました。実習前は将来をはっきり決めていませんでしたが、臨地校外実習後には医療の現場で栄養サポートの仕事がしたいと考えるようになっています。
進路選択では手に職をつけたいと思っていました。本学の卒業生でもある知人から勧められ、管理栄養士に興味を持ちました。実習の中で特に印象に残っている、臨地校外実習で行った病院の1型糖尿病外来で、実際の栄養指導を初めて見学しました。さまざまな工夫をして生活する患者さんの姿を見て、自分の勉強不足を痛感。患者さんに分かりやすく伝えること、寄り添っていくことの大切さも思い知りました。実習前は将来をはっきり決めていませんでしたが、臨地校外実習後には医療の現場で栄養サポートの仕事がしたいと考えるようになっています。
国家資格である管理栄養士への道のりは
決して平たんではないですが、
その先には明るい未来が待っています。
私たちが生きていくために切り離せない
「食」のプロとして多種多様な進路が選べます。
健康栄養学部では、管理栄養士をめざす学生全員が、
目的意識をもって学び、
より良いスタートができるように、将来を見つめた
「ミライステッププログラム」を新設しました。
体に良い「食品開発」で重要な役割を担う管理栄養士。専門的な知識や技術をどのように活かし、どのような過程をたどるのか、実際の現場で体得する機会を設けています。
健康を支える食品を市場へ送り出すために必要な理論から、企画、開発、流通、販売まで一貫して学びます。
産学連携で商品を開発。実際の店舗で限定販売、学園のイベントで配布など、実践機会で多くを学んでいます。
健康栄養学部の学生が通う大阪大手前キャンパスには栄養学、
生化学などの実験を行う解剖生理実験室や
チーム医療を学ぶ臨床栄養実習室など、管理栄養士の学びに特化した教育環境が整っています。