看護のグローバルスタンダードとは?世界と日本の「看護の知」をつなぐ国際看護研究所。
  • 国際看護
世界各国で取り組まれている看護学の研究。しかし我が国では、多くの看護師が日常の業務に追われ、研究活動に時間を割くことが難しいというのが実情。英語の文献に対するハードルの高さもあり、看護の世界におけるグローバルスタンダードとなっている知見を、日本の医療現場で共有しきれていないことが問題視されています。そんな世界と日本との「看護の知」のギャップ解消のカギを握るのが、大手前大学の国際看護研究所(IGN;Institute of Global Nursing)です。IGNは、国際的な看護学の研究機関であるJBI(The Joanna Briggs Institute)、ILC(international learning collaborative)との提携センターとして、エビデンスに基づく最新の研究活動や、本学国際看護学部の教員に向けた研修を実施。これらをグローバル社会に対応できる看護師の育成などにつなげ、日本の医療現場への「看護のグローバルスタンダード」の浸透に貢献し、ひいては日本の医療現場で得られた知見を研究成果として広く世界へと発信していく役割も担うことで、日本と世界の人々の健康を支える力となります。

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