大手前大学のこれから

さらなる成長をめざす大手前学園の
今後のアクションプランをご紹介します。

大手前学園のこれから

大手前短期大学

大手前短期大学 学長  福井 洋子
大手前短期大学 学長  福井 洋子

実務教養教育で就職に強い短期大学へ

2016年に創立65周年を迎える大手前短期大学は、2004年に関西で初めて「ライフデザイン総合学科」を立ち上げました。学生一人ひとりが自ら目標を見つけ、その目標を実現させる力を育成する実務教養教育をめざし、学生自身が自由に科目を選んで学べるユニット自由選択制Ⓡ を導入しています。実社会が求める問題解決能力を身につける基礎力「CーPLATS®(コミュニケーション力、プレゼンテーション力、言語能力、芸術的センス、チームワーク、自己管理力)」をコンセプトに、少人数制によるきめ細やかな教育を実践してきました。
本学が最も力を入れているのは、地域社会で活躍しうる有為な人材の育成です。そのため、豊かな教養を身につけることはもちろん、より就職に特化したさまざまなサポートを行っています。カリキュラムにおいてはビジネスや情報&ネットワーク、国際コミュニケーションなど、就職に役立つ学びをはじめ、幅広い分野で活躍するための多彩な学習領域を設置するほか、各テーマごとに授業で資格取得をサポートしています。また、心理や医療事務といった学びの領域を新設するなど、社会のニーズに応える柔軟な体制で、進路の幅をさらに広げています。
就職サポートにおいても、本学では入学時から学生一人ひとりに対し、ていねいに対応します。1年生の4月に学生全員と個人面談を行い、将来の希望進路を早くから把握し、その内容に基づいた的確な学習のアドバイスを行います。1年生の秋には本格的な就職活動に向け企業研究の方法や筆記試験対策、履歴書の書き方などを身につける「キャリアプランニング」授業、より実践的な内容を学ぶ「就活実践講座」の実施など、教員とキャリアサポート室が連携をはかりながら2年間を通して就職力をバックアップします。また編入学へのサポートは「編入学プログラム」を設けて個別指導をしています。
このような充実したプログラムやサポート体制によって2015年は進路決定率(編入生含む)95%を実現しました。今後さらに〝教養+専門+就職〞の実務教養教育を強化し、就職に強い短期大学として、有為な人材を輩出し、地域社会への貢献をめざします。