卒業生メッセージ
健康栄養学部


在学中に「アイスは別腹」を起業し、現在は直営4店舗の運営、FC事業や弁当の献立作成の業務委託、企業コンサルなども手掛けています。また2023年には母校である大手前大学にも店舗を展開する予定です。自らの努力や長期的な展望、経験が成長の礎であることは確かですが、本学での学びは会社運営に多く応用されています。たとえば料理の色味や食感を意識することが多かった献立作成の授業は商品開発に役立ち、グループワークの実技で役割分担を皆で決める経験は、店舗オペレーションやマニュアル作りの土台になりました。今は次の目標として、管理栄養士のスキルを発揮できる場を作りたいと考えています。具体的には管理栄養士が献立から料理の提供、健康をサポートする食事相談までを担うような飲食店です。
意識することが多かった献立作成の授業は商品開発に役立ち、グループワークの実技で役割分担を皆で決める経験は、店舗オペレーションやマニュアル作りの土台になりました。今は次の目標として、管理栄養士のスキルを発揮できる場を作りたいと考えています。具体的には管理栄養士が献立から料理の提供、健康をサポートする食事相談までを担うような飲食店です。


病院では栄養管理室に勤務しています。リハビリテーション病棟では、医師・看護師・療法士・管理栄養士で患者さんの情報共有を行い、食事内容の調整や栄養指導をしています。外来ではおもに糖尿病の患者さんの栄養指導を行っています。日々進化する医療の現場は、毎日たくさんの学びや気づきがありとても楽しいです。患者さんとお話しして食事ができるようになったり、検査の数値が良くなったりして喜んでいる姿を見るとうれしいです。大手前大学の入学当初は、管理栄養士としてどこで働きたいかはっきりとしていませんでしたが、病院などの臨地実習で管理栄養士の先生が活躍される姿を見て、自分もこんな風になりたいと、進みたい分野を決めることができました。また、先生が親身になって進路の相談に乗ってくださったのも良かったです。

「喫食者の身内のつもりになったサービスを提供しましょう」という企業理念のもと、配属先の関西ろうさい病院で入社後8カ月間は厨房業務を、今年1月より希望した事務を担当しています。具体的には医師や看護師さんらからの電話対応、食事オーダーの確認や発注業務などです。特に患者様の食種に合った単位の計算や、その計算に沿った食事内容に調整する時にやりがいを感じます。現在の事務作業をマスターし、後には食材の発注業務、サイクルメニューの見直しにも携われるようになりたいと思っています。そしてチーフを任せてもらえるぐらいに業務の理解を深めていきたいです。