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【国際看護学部】ベトナム・ダナン大学での国際看護学実習Ⅲ

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11月6日~10日の5日間、国際看護学部3年生9名が、ベトナムのダナン大学で国際看護学実習Ⅲを行いました。
実習では、ダナン大学の看護学生と一緒に、ベトナム人の半数以上が罹患していると言われる「痔」の病態・治療・症状・看護と予防等についての講義を受けたり、栄養チューブの挿入、固定、管理に関する実技を学びました。また、地域の幼稚園へ一緒に訪問し、ベトナム語を用いた手洗いダンスで健康教育を実施しました。
ダナン病院循環器センターへの訪問では、外科病棟、手術室、ICUの施設見学や、医療行為を伴う看護技術について学びました。
日本との医療・看護の違いや、その国の文化に見合った対応がとられているか等、一つ一つ考察を深めながら取り組むことができました。
実習最終日には、ダナン大学で学ぶカンボジア、ドイツ、ラオス等の留学生との交流会が開かれ、楽しい時間を過ごすことができました。そして「英語をもっと学ぼう!」と学習意欲が向上したようです。

学生は実習に参加するにあたり、事前に危機管理や異文化理解に関するガイダンスを受けるなど、しっかりと渡航準備をし、無事に5日間の実習を終えることができました。

実習参加者からの感想を一部ご紹介します。

・初めて日本以外の国の大学や病院、幼稚園を訪れてみて、全てのことにはその国の歴史や背景が関係しているため、相手を尊重することの大切さを学びました。また、疑問も持ち、たくさん質問することで自分の視野が広がっていくのを実際に感じたため、人に関心を持ち、たくさんコミュニケーションを取ることを今後の看護でも活用していきたいと思いました。実際に海外に行ってみないとわからないことがたくさんあることを知りました。この貴重な体験を無駄にしないように日本でも勉強に励んでいきたいと思えた実習でした。
(国際看護学部3年生 江﨑さん、河合さん、定松さん、佐藤さん、清水さん)

・ベトナムの大学や病院を訪れ、日本と異なる点がすごく多く驚きました。今までは日本国内でしか医療について勉強していなかったが、今回の実習でその国の状況を見学し、異なる点からその国の文化や習慣が大きく関係していると学ぶことができました。ベトナムの看護師は不足しているため即戦力が求められている影響から、看護学生の技術レベルがすごく高いことが分かりました。また、社会主義国家であることが医療や看護の世界に大きく影響を与えている事が分かり、政治経済を学ぶ事の重要性を痛感しました。
(国際看護学部3年生 杉山さん、園井さん、中村さん、山根さん)

(配信元:国際看護学部)

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