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【総合文化学部】山口正晃准教授が財団法人橋本循記念会第28回「蘆北賞」を受賞

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総合文化学部 山口正晃准教授が、中国文学・東洋史学・中国哲学の優れた研究業績に贈られる「蘆北賞」を受賞されました。本学では2013年の総合文化学部 森下章司教授に続いて二人目の受賞です。授賞式は、11月29日「からすま京都ホテル」にて行われました。
今回受賞の対象となった論文「将軍から都督へ―都督制に対する誤解―」(『東洋史研究』76-1、2017)は、三国時代に新たに置かれた「都督」という軍事長官について、従来の研究は誤解しているところがあり、その誤解は考証の根拠となる史料にそもそも誤りが含まれていたことに起因する、と指摘した点を評価されたものです。
「蘆北賞」は、財団法人橋本循記念会によって、中国学に関する優れた研究成果に対して贈られる学術賞で、「蘆北」の名は、橋本循博士の雅号に因むものです。橋本循記念会は、永年中国文学の研究に従事され多くの実績を挙げられた橋本循先生(立命館大学名誉教授)の遺徳を偲び、平成元年に設立された財団法人です。

(配信元:学園広報)

2018蘆北賞授与式
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