2年次以降の学修に向けて、基礎となる知識を固めるとともに、幅広い分野に触れるカリキュラムを用意しています。これによって、入学してから自分の学びたい分野を決められると同時に、学びたい分野がある人にとっても新たな興味・関心を見いだすことが可能。本学での1年次は、自分の可能性を発掘する期間です。
レイトスペシャライゼーション
入学して1年間、様々な専攻の基礎科目を学びながら、自分が深めたい主専攻を見極めることができる「レイトスペシャライゼーション」を導入。専攻決定は1年後なので、関心のある分野を広げ、大学入学後の学修の状況やめざすものの変化、さらには将来の目標を見定めたりしながら、自分の探究心が満足する学びを追究します。
2年次には自分の専攻を決定。専門性の高い学びをスタートしますが、本学の学びはそれにとどまりません。1つの分野を深く学ぶ「主専攻特化モデル」、2つの専攻を深く学ぶ「主専攻+主専攻モデル」、専門を軸に別分野も学ぶ「主専攻+副専攻モデル」、専門を軸に幅広く学ぶ「主専攻+αモデル」を選択、学生一人ひとりがオリジナルカリキュラムのもと自由な学びを展開できます。
■ 専門性を高められる
専攻の学び。
各コースの中に専攻(下記参照)を設置し、高い専門性を磨いていきます。3年次からはゼミナールを選択し、各分野のプロフェッショナルである教員のもと少人数での研究に取り組みます。ゼミでは卒業後の職業に直結する知識を修得したり、文献講読やフィールドワークによって学識を深めたりしながら、卒業までに自らの専門分野を深め、社会で活躍できる人材へと成長していきます。
史学コース
史実を覚えるだけでなく、「なぜ起きたのか?」「どんな時代、社会だったのか?」といった疑問を調べ、自分なりの答えを導き出すことで、通説を見直すことにチャレンジします。
─ 研究テーマ例
史料や文献を通して東洋史と西洋史を多角的に検証することで、歴史との新しい向き合い方を発見。歴史上の出来事や人々の本質から教訓を得る、温故知新の学びを展開します。
─ 研究テーマ例
考古学では遺跡、遺物といった人類が残した痕跡の研究を通して、人間の活動や変化を探究。また、地理学は地元の商店街から国、地球レベルまで、大小様々なエリアを対象とします。
─ 研究テーマ例
国際文化コース
ファンタジー、スポーツ、音楽、映画など、身近なテーマを通して日本と欧米の違いを学修。グローバル化が進展する社会において、深い異文化理解は大きな力となります。
─ 研究テーマ例
東アジアの隣国である韓国や中国、急成長中の東南アジアまで、幅広い国と地域の文化・文学を学修するとともに、日本文化・文学についての正しい知識を身につけます。
─ 研究テーマ例
日本語の歴史やルールなどを学ぶ日本語学と、効果的な指導法を研究する教育学の両面から学修。豊富な実習・演習を通じて、実践力を備えた日本語教員を養成します。
─ 研究テーマ例
国際コミュニケーションコース
「聴く」「話す」「読む」「書く」の4要素をトータルに学修するとともに、英語で考え、発表し、ディスカッションできるレベルまで基礎から着実にレベルアップを図ります。
─ 研究テーマ例
磨きをかけた英語力を駆使して、グローバルな視点で「今、生きている世界」を学修。世界の出来事について、日本の立場をおさえながら、国際関係を客観的に分析します。
─ 研究テーマ例
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