
人を動かす、組織をつくる、
戦略をたてる。
どんな人でも備えておきたい
経営スキル。
経営分野では、人材の育成や活用、人の集まりである組織の基本設計、先を見据えた経営戦略、そして社会との良い関係づくりなどを学びます。企業の経営者にはもちろん必要ですが、会社や地域の団体などの組織のメンバー、自営業、フリーランスなど、どんな立場でも大いに活用できる分野です。

広い視野で、人が幸せになる
方法を考えられる人に。
経営者と聞くと「お金儲けをする人」というイメージがあると思います。お金儲けはもちろん大事ですが、しかしお金儲けだけを目的にする経営者に、社員はついていくでしょうか。働いていて楽しくない職場、社会に役立っていない仕事では社員が働きつづけることは難しいでしょう。経営者とは、最終的には組織や社会の中の人を幸せにする人のことだと思います。経営学を学んで新しいモノやコトを生み出しながら、誰もが笑顔で働ける組織やチーム(家庭も含む)をつくることができるような広い意味での良い経営者になってください。 大森 信教授 博士(経営学)
経営の本質をしっかり捉え、
活用できる人になる。
4年間の学びの流れ※他分野も同時に学びます。
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- 1年生
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「経営学入門」などの経営分野の基礎科目を履修するとともに、他の4分野の基礎についても学びます。
4年間、無理なく学んでいくことができるための基礎力をまず養います。
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- 2年生
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例えば「経営戦略論」や「人的資源管理論」などを履修して、経営学分野についてより専門的に学んでいきます。
また企業と連携したPBL科目についても挑戦していきます。
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- 3年生
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各自の関心に基づいたゼミナールを履修するとともに、実践力科目、人間力科目の履修を通じて、
会社や社会で活躍できる力を身につけていきます。そして就職活動に備えていきます。
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- 4年生
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これまで学んだこと、考えたことのリフレクションを踏まえた上で、各自が卒業論文を作成していきます。
大学4年間の学びを総括し、社会人として羽ばたいていきます。
Pick Up授業
- 地域産業論(地域資源を活かした経営戦略)
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森元 伸枝 准教授修士(経営学)

地域産業は、特定の地域に、その地域の資源を生かした小さな規模の企業が集まって形成している産業です。各企業が自身の発展のために行っている経営活動が実は地域の人々の雇用につながったり、地域経済を豊かにしたりと地域の活性化や発展につながっています。この授業では、そうした地域における小さな規模の企業の可能性と課題について考察していきます。

家業を継ぐため、経営面はもちろん
地域産業や購買心理など
多角的に学べた。
小学生の頃から家業を継ぐのが夢で、大学で経営を学び役立てたいと思っていました。大手前大学では企業の多様なマーケティングを学び、2週に一度のプレゼンテーションで人見知りを克服し、コミュニケーション能力もアップ。プレゼンテーションフェスタの学生代表にも選ばれました。さらに他学部の観光学や心理学の授業を受けることで、地域のビジネスモデルや地域活性化の成功例、また消費者の購買心理についての知見も広げられ、「将来への引き出し」が増えましたね。

現代社会学部 企業経営専攻
(現:経営学部)3年生
武田 尚馬さん
愛媛県立宇和島東高校出身