

地域社会と連携しながら、
街の価値を磨き上げるための
実践力を養う。
人口減少問題をはじめとした地域社会が直面している課題解決のため、各地域では様々な取り組みが行われています。本専攻では、様々な地域連携プロジェクトに参加することで実践的な学びの姿勢を養い、これからの地域を支えるためのメソッドを学びます。

本学が取り組む地域連携プロジェクトに
参加して、地域を支えるオトナから
多くのことを学んでください
人口が減少すると空き家が増えたり、商店が閉鎖するなど、まちの活気も薄れていくことが懸念されます。そして経済のグローバル化が急速に進んだことによって、これまで地域を支えてきた産業界も大きな変革期を迎えています。そのような中で各地域はまちの活力を向上させるために様々な取り組みを行っています。そこには国や県、市といった自治体だけでなく、企業や大学が相互に結びつく連携が欠かせません。皆さんには地域価値創造専攻で取り組んでいる地域連携事業に参加することで多くのものを学びとり、これからの地域を支える貴重な人材に育っていってもらいたいと考えています。 海老 良平准教授 修士(経済学)
専攻の学びのポイント
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- 1地域の魅力や課題を理解するために
基礎知識を身につける。 - 現代社会を取り巻く様々な地域の現状や課題を、実際にまちに出て社会に触れながら学びます。その学びに必要な経済学などの基礎知識も身につけていきます。
- 1地域の魅力や課題を理解するために
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- 2各地域の価値を再発掘して
活性化のためのノウハウを学ぶ。 - 自然や歴史、文化や産業といった各地域が持つ資源を深掘りし、磨き上げていきます。組織づくりや政策、情報発信など、その価値で地域を活性化するための方法を学びます。
- 2各地域の価値を再発掘して
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- 3グループワークやフィールドワークなど
地域連携活動を通じて実践力を高める。 - 地域連携活動に参加することで、グループワークやフィールドワークを体験。地域社会の実態を実践的に学びます。主体的に行動する力や実社会に則した視点や姿勢を養います。
- 3グループワークやフィールドワークなど
4年間の学びの流れ
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- 1年生
- 地域は今、どのような状況に置かれているのか、どのような課題に直面しているのか、それらを理解するためにの基礎知識を身につけていきます。実際にまちに出て社会にも触れながら、地域を学ぶ視点を身につけていきます。
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- 2年生
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各地域それぞれが持つ価値の源泉となる自然、歴史、文化、産業といった地域資源を深掘りして学んでいきます。
その知識を身につけた上で、地域を活性化するための組織づくりや政策、情報発信などの方法を学んでいきます。
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- 3年生
- 本専攻が取り組んでいる地域連携活動に参加しながら、地域社会の実態を実践的に学んでいきます。連携活動には欠かせないグループワークやフィールドワークを経験することで、主体的に行動する力を身につけていきます。
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- 4年生
- 4年間の学びを通して得られた知識や能力をもとに卒業論文を制作していきます。実社会に則した視点や姿勢が身につけられているか、大学での学びの集大成となるものです。

研究テーマ別
- ● 鉄道各社や自治体、企業との連携による阪神間の地域資源の情報発信
- ● 兵庫県や神戸市と連携した兵庫津エリア、地下鉄海岸線沿線の活性化を考える研究
- ● 地元企業のSDGs活動とその情報発信手法の研究・兵庫県庁・MBSとの協働プロジェクトを通じて
- ● 九州の自治体・大学生との交流による「地方都市と地域の活性化を考える」合同ゼミ研究
- ● 地域課題を解決するためのクラウドファンディング
Pick Up!

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(大手前ツーリズムタイムズ)
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海老先生のプロフィール
経済学博士。専門は観光学。大学卒業後、新聞社に勤めたのちに大学院に進学し、消費の経済理論をテーマに研究。大学院修了後は観光学にも研究範囲を広げ、現在のテーマは近代のレジャー史、阪神間の地域研究。主に明治から戦前における大阪・阪神間の遊園地開発・娯楽事業史の研究を進めている。大手前大学には2020年に着任。

現代社会学部 海老 良平准教授 博士(経済学)
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