MV

研究科長からのメッセージ

高度な学問と教養を
身につけよう

大学院 比較文化研究科長

貝柄 徹(KAIGARA Toru)

学問をしよう!

卒業論文や卒業研究は4年間の学部教育の集大成といえるもので、たいへんだったでしょう。でも史・資料を集め、読み込んだり、現地調査や分析したりして、少し面白くなってきませんでしたか?一所懸命、論文作成をしているときに、今後の課題も見えてきたこともあるでしょう。それは学問をすることの楽しさに気付いたときと思います。
本大学院は、豊富で優秀な教授陣によって、あなたの学問探究の応援をします。文化・文学、言語、史学をはじめ、心理学、芸術、美術などを学際的に学ぶことによって、国際的な感覚、高度な知識・教養に、よりいっそうの磨きをかけて、今後の社会で活躍するための実力を鍛えます。
大学院へ進む大きな目的のひとつは、学問の探求です。研究者や高度専門職業人、中学や高等学校の教員等の各種専門職は、職業の一つであって、学問の探究を試みるため、テーマに対して真摯に向き合い、思考してきた者は、どのような業界、企業へ進んでも活躍可能です。

社会人入学・リスキリングも厚遇!

すでに仕事に就いている人、家庭に入った人、仕事を退いた人で、大学院レベルの学位を取得したい、あるいは、あらためて文化・文学、言語、史学などの勉強をやり直したいと考えておられるのなら、本大学院は門戸を開いております。担当教員による指導のもと、仕事を続けながらも研究することが可能です。

留学生歓迎!

国際的な視野にたった「比較文化」を標榜しています。そのこともあって、外国にルーツをもつ留学生も歓迎しています。双方の国の文化を理解、受容することでより高度な研究も可能となります。なお留学生の便宣を考慮して、秋学期入試にも対応しています。

ぜひ濃密な大学院生活をおくりませんか。明確な目的意識をもって大学院に入学するあなたを、大手前大学は心から歓迎します。

プロフィール

大手前大学大学院 比較文化研究科長

貝柄 徹(KAIGARA Toru)

関西大学 文学部地理学専修卒業。高校教員を経て、大阪教育大学大学院修士課程 社会科教育(地理学)修了。日本・インド学術調査段調査研究員、日本学術振興会特別研究員を経て関西大学博士課程後期課程修了。博士(文学)。関西外国語大学講師、助教授を経て大手前大学着任、2024年より現職。

専門は自然地理学(第四紀地形学)。サンゴ・貝化石の絶対年代測定の実用化を試み、その年代結果から地域の地殻変動を伴う地史、アジア、太平洋海域の海岸環境を論じてきた。近年は地形を考慮しながらの産業遺産の記録研究に取り組んでいる。地形を実感できるサイクリングが趣味で、公益財団法人日本サイクリング協会、一般財団法人自転車センター、大阪サイクリング協会の役員などを歴任。