大手前大学

史学研究所

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史学研究所

地域の歴史・文化財研究の拠点となる史学研究所では、各専門機関と連携し、地域文化財の研究を推進。 その成果は広く公開されており、地域に開かれた研究拠点となっています。

史学研究所の取り組み

兵庫県地域の歴史・文化財研究から、地域密着の新しい学びを創造します。

さくら夙川キャンパスのアートセンター西側に佇む史学研究所は、1980年、兵庫県地域の歴史・文化財に関する研究を行うことを目的につくられました。その研究成果は地域社会に広く公開され、学生の実習にも活用しています。研究所を拠点とし、オープンな体制で地域文化財の研究に取り組んでいます。
史学研究所は創設以来、大坂城三の丸跡、伊丹市の有岡城跡の発掘調査などさまざまな調査・研究事業に参加し、多くの実績を重ねてきました。この伝統をさらに発展させ、兵庫県地域の歴史・文化財研究の拠点となることをめざし、新しい研究活動もスタートしています。
その一環として実施されているのが、春休みや夏休みを利用した文化財調査や、一般市民や学生を対象とした公開講座といった事業です。兵庫県高砂市や愛知県犬山市などで、これまで古墳の発掘調査や測量調査を行ってきました。公開講座も、例年多くの参加者で賑わっています。今後も、引き続きこれらの事業を実施していく予定です。
これからも、3次元レーザー計測装置や3Dプリンターといった最先端の文化財情報機器システムも駆使しながら、歴史・考古・美術史・建築史・文化財科学といった学問分野の枠を越えた調査・研究を展開し、地域社会に開かれた研究拠点をめざします。

地域の専門機関と積極的に連携し、文化財研究を推進中!

兵庫県の歴史・考古学研究において数多くの実績を持つ大手前大学では、兵庫県、神戸市、たつの市、猪名川町の各教育委員会と協定を結んできました。総合文化学部では、このネットワークを最大限に活かし、研究所の施設・設備も利用した授業を行っています。実習授業では、学生が研究所資料に直接触れることができます。

但馬・文堂古墳の調査研究

兵庫県但馬地域香美町の後期古墳「文堂古墳」から出土した装飾大刀をはじめとする貴重な考古資料について、香美町教育委員会と共同し、研究所にあるエックス線撮影装置などを活用した調査・研究を行ってきました。昨年度に報告書の刊行が完了し、その成果にもとづいて出土資料が兵庫県の指定文化財になりました。今後も保全・活用につながる基礎研究を続けていきます。

書写山円教寺の調査

姫路市にある名刹書写山円教寺の調査を続けています。3次元航空レーザー測量による寺域の確認や石造物の悉皆調査で成果をあげ、報告書も刊行しました。これからも文書や工芸資料などの調査を続け、円教寺の歴史の多面的な解明をめざします。

達身寺仏像群の3次元計測

兵庫県丹波市にある達身寺は、独特の様式をもつ平安期の仏像群で有名です。史学研究所ではハンディースキャナーを用い、全仏像の3次元データを集積しました。これによって、謎に包まれた仏像群の研究が格段に進むものと期待しています。

栃木県立博物館との協定

県外においても、栃木県立博物館と「三次元レーザー計測を利用した栃木県内の文化財調査研究に関する協定」を締結しています。これまで取り組んできた、史学研究所の文化財3次元レーザー計測の蓄積が評価され、県外機関との初の協定につながりました。埴輪、磨崖仏、近代建築といった、栃木県内のさまざまな文化遺産を計測し、これまで知られていなかった新たな発見も生まれています。

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