大手前大学

公開講座

2018年度 今ふたたび「個」と「公」の時代

2018年度、大手前大学・大手前短期大学公開講座では、「個」と「公」の二つの視点それぞれから、私たちの暮らしを今一度振り返り、豊かで安心な毎日を迎えていただくための多様なヒントをお届けします。

プログラム

【4月講座】
4月21日(土)
講師:
白石 斉聖
(健康栄養学部准教授)
安全・安心な食品を選ぼう
~機能性と食品表示の関係~

2015年4月に新しい食品表示のルール(食品表示法)が始まりました。これは安全・安心に食品を選ぶために表示内容などを改善したものです。またこの法律で「機能性表示食品」が新設されました。これまでも特定保健用食品(トクホ)のように健康の維持および増進に役立つことが期待できるという「機能性」を表示できる食品がありましたが、これらの食品と「いわゆる健康食品」との違いは何でしょうか。本講座ではこの違いについて、また食品を選ぶ上での表示の見方について解説、紹介したいと思います。
【5月講座】
5月19日(土)
講師:
谷村 要
(メディア芸術学部准教授)
アニメに見る家族イメージの変容
~「個」と「公」をつなぐ存在としての家族を考える~

100年の歴史を持つ日本アニメは、その作品内においてさまざまな家族像を描いてきました。「個」と「公」をつなぐ最小単位である家族を、子どもや若者を視聴者として想定してきたアニメはどう描いてきたのでしょうか。また、そこで描かれる家族イメージはどう変化してきたでしょうか。本講演では、『桃太郎 海の神兵』(1945年)から『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年)に至るまでのアニメでの家族の描かれ方に着目し、社会的背景を踏まえながらその移り変わりを解説します。
【6月講座】
6月16日(土)
講師:
野波 侑里
(現代社会学部教授)
医療の選択における「個」と「公」
医療の選択における「個」と「公」について考えます。日本の医療は国民皆保険制度により国民は全員、国が認める医療を受診できます。これは「公」の医療と言えます。一方で「個」の医療も存在します。皆さんが病気になったとき、あるいは健康を維持するための方法として、マッサージなどのさまざまなセラピーやサプリメントなどを利用しているのではないでしょうか。一体、自分がどのように、どのような医療を使っているかを考えてみましょう。
【7月講座】
7月21日(土)
講師:
酒井 健
(現代社会学部准教授)
「個」と「公」を自他の境界から考える
草枕は「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」という有名な言葉で始まります。いつの世も自分と他者との折り合いをつけるのはストレスの多いものです。心理学には、自分と自分以外との関係を考えるための概念がいくつかあります。またストレス対処ではマインドフルネスが注目されています。心理学の視点から、「個」と「公」とそしてストレス緩和について考える材料が提供できればと思っています。
【9月講座】
9月15日(土)
講師:
山本 國夫
(健康栄養学部教授)
食べて元気になる糖尿病の食事療法
~あなたが元気になれば 家族そして町が元気になる~

戦後70年、わが国の食生活は大きく変化し、スーパーマーケットなどに食べ物があふれている。この豊かな食生活が糖尿病発症の原因ともなっており、厚生労働省によると糖尿病有病者は約 1,000 万人で、現在も増加している。糖尿病を発症するとほとんどの人は、投薬と運動、食事制限をすることになる。そして、場合によっては血糖コントロールを意識する余りに、体も心も元気がなくなる。患者さんが元気になる食事をすれば、家族そして町も活気がでる。このように元気の出る食事の話を聞いてみませんか。
【10月講座】
10月20日(土)
講師:
藤本 幹也
(ライフデザイン総合学科准教授)
大規模災害に対する備えと地域で取り組む防災について
今後、発生が懸念されている南海トラフにおける巨大地震や、増加傾向にある異常気象による災害などの被害を軽減するには、地域における住民の防災に対する意識および、住民共助の意識を高め、日頃から非常時の準備をしておくことは大切である。本講座では、災害時において個々で取り組む防災対策の大切さと、地域連携の重要性について考える。
【11月講座】
11月17日(土)
講師:
尾﨑 耕司
(総合文化学部教授)
日本近代の「公」と「個」
~感染症から命を守る仕組みをめぐって~

今日新型インフルエンザをはじめ新種の感染症の脅威が語られますが、日本は元来、幕末の開港以降コレラをはじめさまざまな感染症が襲来し大きな被害を受けた国でもありました。明治維新はこのような感染症の脅威の中でなされたものともいえ、その中で試行錯誤を繰り返しながら国民の命を守る仕組みが作られていきました。本講座では、明治政府がとったコレラ対策をとりあげ、命を守る仕組みを巡る国家公権力と個人との関わりについて検討します。
【12月講座】
12月15日(土)
講師:
鈴井 江三子
(現代社会学部教授)
児童虐待を受けた子どもの心と、その後
厚生労働省が報告した平成27年度の児童虐待相談件数の速報値によれば、全国208か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は103,260件で、これまでで最多の件数です。主な増加要因は心理的虐待にDVが含まれ、近隣住民などから警察への通告が増加したためです。今回は、これまでの児童虐待に関する研究を通して、家庭内の暴力が、どう子どもの心に影響を与え続けるのかについて報告し、子どもが求める親や家とは何かについて、皆さまと一緒に考えていく機会になればと思います。

各回のテーマならびに内容は、都合により若干の変更が生じることもございます。ご了承ください。

講座実施要項

会場・交通アクセス

大手前大学 さくら夙川キャンパス

  • 阪急「夙川駅」、阪神「香櫨園駅」またはJR「さくら夙川駅」下車 徒歩7分。
  • 阪神バス「森具」下車 徒歩2分。

駐車スペースはありません。お車でのご来学はご遠慮ください。

開講日 2018年4月~7月・9月~12月/各月 第3土曜日 13:30~15:00
定員 100名
受講申込受付期間 各開講日の前月20日まで

受講料 全8回受講:7,000円
各回受講:1,500円

受講申し込み

受付期間内に下記いずれかの方法でお申し込みください。

Webサイトからのお申し込み

下記リンクより申し込みフォームにアクセスして必要事項を入力の上、お申し込みください。
お申し込み完了後、ご登録をいただいたメールアドレスに「大手前シティカレッジ事務局からのメール」が届きますので、必ずご確認ください。メールが届いていない場合は申し込み受け付けができておりません。再度お申込みください。

FAXからのお申し込み

下記リンクより「FAX申込用紙」(PDFファイル)をダウンロードし、印刷いただいた用紙にご記入の上、FAXにてお申し込み下さい。

【送信先FAX番号】0798-32-5147

受講申し込みいただいた方は、大手前シティカレッジ事務局より「受講料振込」についてメールまたはFAXでお知らせします。受講料は期日までにお振込みください。
ご入金確認後、3月下旬に「受講証」を郵送いたします。公開講座出席時に受付でお示しください。

  • 申し込みが定員に達した時点で受付を終了いたします。
  • お申込み時にいただきました個人情報は、講座関係の連絡や大手前学園からの各種お知らせ以外には使用いたしません。
  • ご入金後の受講キャンセルは、理由を問わず返金いたしかねますので、キャンセルされる場合は受講料振込の前に大手前シティカレッジ事務局までご連絡ください。

お問い合わせ

大手前大学・大手前短期大学 地域・社会連携室
大手前シティカレッジ事務局
〒662-8552 兵庫県西宮市御茶家所町6-42 (大手前大学 さくら夙川キャンパス)
TEL:0798-32-7532 FAX:0798-32-5147

過去の公開講座

2017年度

「ひと まち くらし~地域再考~」

2016年度

「ひと まち くらし~地域再考~」

2015年度

「集う 最終場 ~語り継ぐ これまで そしてこれから~」

2014年度

「集う 第2場 ~夙川・知の散歩道 知る・出逢う・辿る・詠む~」

2013年度

「集う 第1場 ~衣・食・住・遊~」

2012年度

阪神文化へのいざない ~学んで体感・阪神間~ 「アートと聖地」

2011年度

阪神文化へのいざない ~学んで体感・阪神間~ 「歴史と文化の旅」

2010年度

阪神文化へのいざない ~学んで体感・阪神間~ 「味覚と文芸」

2009年度

「時空をこえて ~変貌する社会と文化~」
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