通学課程全体 3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
大手前大学は、本学の建学の精神、目的、使命および教学運営の基本方針に基づき、社会に貢献できる価値ある人材として認める学生に対して卒業を認定し、学位を授与します。所定の期間在学し、使命および教学運営の基本方針に基づいて設定された授業科目を履修して、基準となる単位数、専攻プログラム、必修プログラム等を、定められた成績評価基準を満たして修めることが学位授与の基準となります。
本学は、学生の学修成果を可視化し、厳格かつ公正な評価基準に基づく成績評価を行うことにより、学位授与者が建学の精神である“STUDY FOR LIFE(生涯にわたる、人生のための学び)”を実現するのに必要な以下の知識、実践力、信念と志を有していることを保証します。
- 豊かな教養と専門知識およびその活用力を有している。
- 優れた国際感覚と他者と協働して問題を解決する能力を有している。
- 豊かな人間性と肯定的自己概念および社会的責任を果たそうとする強い意志を有している。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
大手前大学は、本学のディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)が定める知識、実践力、信念と志を有し、社会に貢献できる価値ある人材を育成すべく、以下の方針に基づきカリキュラムを構築します。
- 本学の教育課程は、リベラルアーツ教育を重視しながら編成されます。
各学部における専門教育を柱としつつ、さらに学生は主体的に専門分野の垣根を越えた幅広い知識や問題解決力を身に付けます。学修の成果を上げるために、カリキュラムは学術の系統性や学修の順次性に配慮して編成されます。
初年次教育やキャリア教育も本学のリベラルアーツ教育を構成します。入学から卒業までの教育課程を通じて、学生は地域あるいは国際社会の多様性を知り、変化や困難に柔軟に対応する能力を身に付けていきます。
- ディプロマ・ポリシーにあるように、本学の教育は、幅広い知識を身に付け、これを活かして他者とともに問題の解決にあたる力を養成し、さらには学修の内容や活動の振り返り(リフレクション)により、豊かな人間性と肯定的自己概念および社会的責任を育むことを目的としています。カリキュラムにおいては、他者とともに課題解決のプロジェクトを通して学ぶPBLを取り入れ、さらに専門分野の垣根を越えて広く豊かな学術の知見を用いて解決策を考えるクロスオーバーの学びと、教室を飛び出し実際の社会(フィールド)に出向いて実践的な探究活動をおこなう越境(クロスバウンダリー)の学びを重視します。
知識を得て、実践し、その経験の振り返りをおこない、また新たな知識を求める。このようなサイクルを繰り返して学生が能動的に自らを高めていくのが本学リベラルアーツ教育の学修方法の柱となります。
そこで、このような教育を実現するために、本学の各授業科目は、下記の項目(ディプロマ・ポイント)を一つ以上含んで構成されるものとします。
ディプロマ・ポイント:
① Knowing(知識とリテラシー)
- 教養と専門知識
- 知識・情報を活用する力
② Doing(実践力)
- 国際感覚
- 協働的問題解決力
(1)対人基礎力
(2)対自己基礎力
(3)対課題基礎力
③ Being(信念と志)
- 豊かな人間性と肯定的自己概念
- 社会的責任
- 以上の学修の成果は、まず成績をもって評価されます。成績評価は、その基準がシラバスによって明示され、厳正かつ公正におこなわれます。また、成績と同時に外部アセスメントや定性的評価の手法をも加味して多角的に評価がなされ、可視化がおこなわれます。
- 本学の教育課程は、地元自治体や企業、他学の教員等から編成される外部評価委員の意見、また学生からのアンケート調査の内容をも踏まえて、不断の点検と改革がおこなわれます。これにより、常に教育の質が保証されます。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
大手前大学は、本学の建学の精神、目的、使命および教学運営の基本方針に共感し、知識、実践力、信念と志を育み、社会に貢献できる価値ある人になろうとする意欲と能力に富んだ学生を求めています。また、さまざまな適性と多様な背景を持った学生を国内外から幅広く受け入れます。
そのために、基礎となる学力の3要素である①知識・技能、②思考力・判断力・表現力等の能力、③主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度を多面的・総合的に評価するための多種の選抜方式を用意し、公正かつ厳正な選考を行います。
具体的には、本学は以下のような素養と意欲を備えた人材を高く評価します。
- 豊かな教養と専門知識およびその活用力を修得するために必要な基礎的知識・能力
- 優れた国際感覚と他者と協働して問題を解決する能力を身に付けようとする意欲
- 豊かな人間性と肯定的自己概念を獲得し、社会的責任を果たそうとする意志
国際日本学部 3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
本学では、所定の卒業要件を満たし、学修によって修得した知識と能力をもって社会に貢献することのできる学生に学位を授与します。国際日本学部は、以下の到達目標の要件を満たす学生に対して卒業を認定し、学士(学術)を授与します。
- 日本および世界の多様な歴史、言語、文化、文学、国際関係に対し、尊重、理解、受容を試みることで幅広い視野と教養を持つとともに、専攻領域における専門的能力を修得している。
- 国際社会や地域社会で発生する諸問題に対して、高い問題解決能力を備え、持続可能な社会の確立に寄与すべく多様な人びとと協働して課題に取り組むことができる。
- 学修によって修得した英語、日本語での思考基盤能力(分析力、創造力、計画力、論理的思考力)、行動基盤能力(プレゼンテーション力、行動力、コミュニケーション力、リーダーシップ)、社会的基盤能力(チームワーク、社会的責任)を発揮できる。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
国際日本学部は、歴史、言語、文化、文学、国際関係など人類の営為が生み出したさまざまな文化的事象を教育研究の対象とします。日本から海外へ、あるいは海外から日本への物理的、経済的な移動や文化的な交流によって国際的な視野が必要となってきました。
1、2年次では基礎的な情報機器の活用、文献検索や資料購読、解題の方法、プレゼンテーションを通じてレポートの書き方などを課しています。ただ初年次から各種専門課程の入門講義を通して学問へ導きます。入学時より専門を決めている人はより深く、またまだ未定の人は様々な分野の入門講義を学修することで自分の専門を主体的に選択できます。
3、4年次ではより深く専門科目を学修する一方で、少人数の専門演習が始まり、将来の自分自身の進路を見据え、プレゼンテーションや卒業研究に向けて取り組みます。具体的には日本をはじめ各国、各地域の多種多様な歴史、言語、文化、文学、国際関係に対し、互いを尊重、理解、受容することのできる洞察力を有した、教養豊かな人材を養成するため、以下の方針に基づいて、教育課程を編成し実施します。
- 日本および世界、その各地域の文化的事象に関する豊かな教養とともに専攻分野における学術的専門性を身につける。
- 多種多様な文化に対して、尊重、理解、受容を試みると同時に、多角的、多元的にとらえる広い視野と考察力を育む。
- 様々な課題や問題を自ら発見し、解決へと導くために主体的・能動的に学修を促す。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
国際日本学部は、本学の建学の精神、目的、使命および教育方針に基づき、以下の資質を備えた人材を積極的に受け入れます。
国際日本学部は、日本や世界の歴史、文化、言語を学習することで、日本から海外に向けて発信できる人材、また国際的視野に立って日本社会のあり方を考察できる人材の育成を目指しています。近年、海外が身近なものとなってきました。日本から世界へ旅行したり、仕事をしたりする人が増えたと同時に、海外からも多くの方が、日本の文化(歴史、文学、芸術、アニメなど)に触れるため、また働くために来日するようになりました。人やモノだけでなく、文化も交流がおこっています。
国際日本学部ではこのような時代に対応できるよう教育、研究を実施し、次のような学生を希望します。
- 日本と世界、その各地域の多様な文化的事象(歴史、言語、文化、文学、国際関係など)に対する知的好奇心と探究心および自己向上意欲がある者。
- 教職、博物館学芸員、図書館司書などの専門職や大学院進学を経て研究者への希望をもつ者。
- 日本の様々な文化を世界へ発信したり、あるいは世界の文化を日本で見つめ直したりすることに興味をもつ者。
- 日本や世界が抱えている諸問題の探求を行い、国際的な視野をもって活躍を目指したい者。
- 多様な文化を受容し、交際交流を通した活動、行政などのまちづくり業務に従事したい者。
- 時代とともに変化する日本語の技能を身につけ、高度な日本語能力を持った日本語教員等を目指したい者。
- 学修成果を活用して多文化共生および持続可能な地域社会の構築に寄与しようとする意欲がある者。
ついては、学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を多面的・総合的に評価します。このうち「知識・技能」では、基礎的な教科の「国語」、「外国語」、「地理歴史」、「公民」、「数学」、「情報」などの基礎知識・技能を身につけていることが望まれます。また、「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」では、一定程度のコミュニケーション力や論理的思考力、行動力などを重視します。
入学者の選抜においては、さまざまな試験をそれぞれの入試種別に応じて組み合わせ、上記の必要な資質を有しているかを評価します。
建築&芸術学部 3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
本学では、所定の卒業要件を満たし、学修によって修得した知識と能力をもって社会に貢献することのできる学生に学位を授与します。建築&芸術学部では、以下の要件を満たす学生に対して卒業を認定し、学士(学術)を授与します。
- 専門分野で培った創造的な構想力をもって社会にかかわっていくことができる。
- 他者、社会、世界に関心を示し、多様な人々と協働して問題を解決することができる。
- 良質な価値観を持って、文化的で豊かな社会を構築する力となれる。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
建築&芸術学部は、建築、芸術およびメディアの3つの専門コースからなり、建築およびデザイン、造形芸術、メディア表現、舞台芸術などの創造活動とメディア社会における文化創生を教育研究の対象とします。
理論と実践による多様な学修活動を通じて、創造的な構想力と表現力を修得し、文化的に人間生活を考える素養を備えた感性豊かな人材を養成するため、各コースは以下の方針に基づいて教育課程を編成・実施します。
- 建築コース
建築コースは、建築とインテリアデザインのふたつの専攻を設けています。これらの専攻では、多くの授業において専門で必要とされる共通の知識や技能を学びますが、3年次以降においては、建物の設計や構造などから建築を考える建築専攻と、住宅や店舗などの内部空間から建築を考えるインテリアデザイン専攻について、それぞれの特有な分野に重きを置いた授業や研究を行います。またどちらの専攻も授業における知識や技能の修得に限らず、インターンシップや地域活動などの実践的な経験を通して、建築と向かい合う姿勢の修得を図ります。そして建築分野の専門家として、暮らしやすく安全な社会の実現に貢献できる人材を育成します。
- 芸術コース
芸術は、人間が人間らしく生きるための糧となり、心豊かな人生を実現していくために必要不可欠なものだといえます。芸術コースの専門教育プログラムは、デザイン造形美術、マンガ制作、映像・アニメーション、映画・演劇の4つの専攻を置き、作品制作などの創作活動を主体とする実技実習を軸にして構成されています。各専攻分野における必要な知識と技能を修得し、創作する立場に立って芸術の本質に迫り表現の可能性を探ります。また、展覧会や公演による作品発表や地域社会連携活動などの多様な表現活動を通じて、広範な文化芸術活動の社会的意義を理解し、自ら思考し表現へと高めていける主体性の確立と創造的で豊かな人間性を涵養していきます。
- メディアコース
現代社会における多様な情報メディアは、民主主義社会を支えるインフラストラクチャーとしてなくてはならない存在となっています。メディアコースでは、現代社会におけるメディアの機能とその社会・文化への関与を構造的に理解し、情報メディアを効果的に活用した情報発信力を修得するための専門教育プログラムを提供します。具体的には、メディア理論や関連産業に関する知識を学ぶだけでなく、調査研究や地域社会連携活動などの実践的な活動を通じて効果的な発信方法や社会実態への気づきを促すことで、変動の著しい現代社会で必要とされるメディアリテラシーを身につけることを目指します。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
建築&芸術学部は、本学の建学の精神、目的、使命および教育方針に基づき、以下の資質を備えた人材を積極的に受け入れます。各種入学試験では、それまでに学習した教科の基礎的知識・技能および下記の資質を多面的・総合的に評価します。
- 創造的表現活動に対する関心・旺盛な探究心と自己を高めようとする強い意欲がある。
- 他者とコミュニケーションを取りながら協調・協働し、問題解決をしようとする意欲がある。
- 将来に対して明確な目標を持ち、自らの夢に向かって挑戦する意志がある。
ついては、学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を多面的・総合的に評価します。このうち「知識・技能」では、基礎的な教科の「国語」、「外国語」、「地理歴史」、「数学」、「情報」、「芸術」などの基礎知識・技能を身につけていることが望まれます。また、「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」では、一定程度のコミュニケーション力や論理的思考力、行動力などを重視します。
入学者の選抜においては、さまざまな試験をそれぞれの入試種別に応じて組み合わせ、上記の必要な資質を有しているかを評価します。
現代社会学部 3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
本学では、所定の卒業要件を満たし、学修によって修得した知識と能力をもって社会に貢献することのできる学生に学位を授与します。現代社会学部では、以下の要件を満たす学生に対して卒業を認定し、学士(学術)を授与します。
- 豊かな教養と旺盛な自己開発精神、専攻領域における専門知識を修得している。
- 優れた国際感覚とコミュニケーション能力を備えている。
- 学修によって育まれた豊かな人間性と、社会に貢献する意欲と能力を備えている。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
現代社会学部は、国内外の社会現象を教育研究の対象とし、現代社会の諸課題を発見・理解できる基礎力を備え、社会で活躍できる人材の養成を目指すため、以下の方針に基づいて、教育課程を編成し実施します。
- 社会のさまざまな活動を理解し、洞察力、創造力等を高める。
- 社会の課題を発見し、解決を導く能動的な学修を行う。
- 専攻分野における、実践的な専門知識、技能等の修得をはかる。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
現代社会学部は、本学の建学の精神、目的、使命および教育方針に基づき、現代社会のさまざまな事象や課題を自律的に考え解き明かし、多様な学問領域に挑戦する、以下の資質を備えた人材を積極的に受け入れます。各種入学試験では、それまでに学習した教科の基礎的知識・技能および下記の資質を多面的・総合的に評価します。
- 現代社会のさまざまな事象・課題に対する関心・旺盛な探究心と向上心がある。
- 他者とのコミュニケーションを積極的にとり、課題解決をしようとする意欲がある。
- 未来に向かって創造性に積極的に取り組む意志がある。
ついては、学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を多面的・総合的に評価します。このうち「知識・技能」では、基礎的な教科の「国語」、「外国語」、「地理歴史」、「公民」、「数学」、「情報」などの基礎知識・技能を身につけていることが望まれます。
また、「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」では、一定程度のコミュニケーション力や論理的思考力、行動力などを重視します。
入学者の選抜においては、さまざまな試験をそれぞれの入試種別に応じて組み合わせ、上記の必要な資質を有しているかを評価します。
経営学部 3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
本学では、所定の卒業要件を満たし、学修によって修得した知識と能力をもって社会に貢献することのできる学生に学位を授与します。経営学部では、以下の要件を満たす学生に対して卒業を認定し、学士(経営学)を授与します。
- 社会の幸福と持続可能な発展に貢献するための高い志、広い視野、経営学の専門知識を備えている。
- 経営学の専門知識を用いて、社会における課題の解決策を考え、他者と協働してそれを成し遂げる力を備えている。
- 自らのキャリアを主体的に形成し、実践と内省を繰り返しながら成長する力を備えている。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
経営学部は、国内外における経営現象を教育研究の対象とし、地域に軸足を置きつつ、企業や団体における課題解決を通じて、社会の幸福と持続可能な発展に貢献できる人材を養成するため、以下の方針に基づいて、教育課程を編成し実施します。
- 経営学に対する興味、関心につながる導入教育の充実
- 社会の発展に貢献する志と幅広い視野の涵養
- 幅広い経営学の基礎知識の修得
- デジタル社会に適応し得る知識の修得
- 実社会で活躍するための基礎スキルの修得
- 産学連携による理論と実践を結びつけた学び
- 自律的なキャリアの形成と他者の支援につながる学び
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
経営学部は、本学の建学の精神、目的、使命及び教育方針に基づき、以下の資質を備えた学生を積極的に受け入れます。
- 経営学を学ぶための基礎となる科目を幅広く履修している学力を保有する。
- 社会、組織、人について、深い洞察力をもって論理的に考え、表現できる。
- 社会的な問題の解決に関心を持ち、他者と協働できる。
- 経営学を中心とする本学の学びに興味を持ち、その学びを社会の発展に活かす意欲がある。
ついては、学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を多面的・総合的に評価します。このうち「知識・技能」では、基礎的な教科の「国語」、「外国語」、「地理歴史」、「公民」、「数学」、「情報」、「商業」などの基礎知識・技能を身につけていることが望まれます。また、「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」では、一定程度のコミュニケーション力や論理的思考力、行動力などを重視します。
入学者の選抜においては、さまざまな試験をそれぞれの入試種別に応じて組み合わせ、上記の必要な資質を有しているかを評価します。
健康栄養学部 3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
健康栄養学部は、学内での学びおよびボランティア活動などの課外活動を通して、健康と栄養の専門家として社会に貢献できる人材として認める学生に対し卒業認定し、学士(栄養学)を授与します。所定の期間在学し、使命および教育方針に基づいて設定された授業科目を履修して、厳正な成績評価のもと基準となる単位数、成績評価基準を満たすことを学位授与の条件とします。
健康栄養学部は、学位授与者が以下の知識・能力・態度を身につけていることを保証します。
- 実践的な管理栄養士として必要な資質を保持するとともに、管理栄養士国家試験に挑戦できるレベルの総合的な能力を有している。
- 豊かな人間性と探求心ならびに高い倫理観と社会的責任感を有している。
- 自ら問題を発見し、多様な人々と協働して問題を解決することができる。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
健康栄養学部は、「食」を通じて人々の健康および生活の質向上を支援する管理栄養の専門家として、医療、福祉をはじめスポーツ、学校、企業など幅広い分野で社会に貢献できる人材を養成するため、以下の方針に基づいて教育課程を編成し実施します。
- 全てのカリキュラムは食と健康のスペシャリストを養成すると同時に、豊かな人間性、高い倫理観、困難を克服する問題解決能力など、社会人としての基盤的能力を養成するものとする。
- 専門基礎分野では、健康と栄養の専門家に必要な自然科学系知識の修得をはかる。
- 専門分野では、社会現場で豊富な経験を持つ医師、薬剤師、管理栄養士および該当分野の研究者などによる講義や実習を充実させ、基礎力と応用力を備えた実践的な専門家の養成をはかる。
- 発展分野では、医療、福祉をはじめ多様な分野において必要な専門知識・技能を修得し、社会で活躍できる人材育成、ならびに研究能力の開発を目指す。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
健康栄養学部は、本学の建学の精神、目的、使命および教育方針に基づき、自ら課題を探求し自律的に考え行動して解決の道を切り拓く意欲と能力に富み、食を通じて国民の健康向上への貢献を志す学生を受け入れます。
多様な能力を持った学生を幅広く受け入れるために、多種の選抜方法を用意し公正かつ厳正な選考を行います。
健康栄養学部は、以下の資質を備えた人材を積極的に受け入れます。
- 健康と栄養に対する強い関心と旺盛な探究心および自己成長意欲
- 健康と栄養の専門家として社会に貢献しようとする高い志
- 管理栄養士を目指すための基盤となる知識・能力
ついては、学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を多面的・総合的に評価します。このうち「知識・技能」では、基礎的な教科の「国語」、「外国語」、「生物」、「化学」、「数学」などの基礎知識・技能を身につけていることが望まれます。また、「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」では、一定程度のコミュニケーション力や論理的思考力、行動力などを重視します。
入学者の選抜においては、さまざまな試験をそれぞれの入試種別に応じて組み合わせ、上記の必要な資質を有しているかを評価します。
国際看護学部 3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
国際看護学部は、学内での学びと国内外の広範な地域における学術交流活動を通して、グローバルな視野に立った教養を基礎とする知識および看護学の専門知識・技術・態度を修得し、国際化する社会において看護の専門家としての基盤的能力を修得した学生に対して卒業を認定し、学士(看護学)を授与します。所定の期間在学し、使命および教育方針に基づいて設定された授業科目を履修して厳正な成績評価のもと基準となる単位数、成績評価基準を満たすことを学位授与の条件とします。
本学は、学位授与者が以下の知識・能力・態度を身につけていることを保証します。
- 対象者が求める健康支援と看護を多職種と連携・協働しながら実践するための知識および技術を有している。
- 看護職者として課題を見出し、克服するために、主体的に課題に取り組むことができる。また看護問題・課題の解決に向けて、必要な論理的・実践的知識および資源を活用し、適切な看護方法を計画し安全かつ的確に行動することができる。
- 国際化する社会に暮らす人々に寄り添い、多様な人々の営みを理解、受容し、個人の価値観、信念、宗教観、生き方を尊重することができる等、グローバル人材としての資質を有している。
- 国際化する社会に貢献するグローバル人材として、臆することなく英語を主とする外国語でのコミュニケーションを図ることができ、かつ看護職者として医療現場において適切な医療英語を使った対応ができる。
- 各個人が有する多面的な価値観や伝統、および生活様式の多様性を受容する豊かな人間性と、人の健康と命に寄り添う高い倫理観と人権意識を持ち、看護の専門家として国際化する社会に貢献するという強い社会的責任感を有している。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
国際看護学部は、国際化する社会で暮らす多様な人々を対象に、人々の営みや価値観の違いを理解、受容する広い視野を持ち、対象者のニーズに応じた健康支援と看護を実践するグローバル人材としての看護師を養成するため、以下の方針に基づき教育課程を編成し実施します。
- 多様な人々の価値観や文化の違いを受容し行動するグローバル人材としての資質を養うため、日本人だけでなく、定住外国人や訪日外国人、帰国者、渡航者および在外日本人と、彼ら/彼女らを支援する人々の活動を理解するための科目を開講する。
- 国際化する社会の一員として、英語を中心に中国語や韓国語等の外国語を学ぶ。特に英語は1年次春学期から会話力や表現力を培うためネイティブスピーカーによる演習を実施するとともに、医療現場での対応を想定した医療英語を体系的に学び、臆することなく外国語でのコミュニケーションを図ることができる能力を身に付ける。
- 総合科目のうち基礎分野ではスポーツやセルフケアに関する知識を習得し、専攻科目の専門基礎分野において人のライフサイクルや相手を尊重し傾聴する姿勢を学ぶことで、多様な人々に寄り添った健康支援を行う看護師としてのコミュニケーション能力と対人スキルを高める。
- 看護に求められる多様な人と場を理解するため、阪神地区を基盤とした実習を1年次春学期から展開し、4年間を通して国内外での実習経験を積み重ねることで、対象者ひとりひとりに応じた健康支援の必要性を理解するとともに、看護の実践力を身に付ける。
- 専攻科目のうち専門基礎分野では、健康や疾病を理解する基礎医学関連科目を配置し、人体への科学的根拠に基づく理解を深めるとともに、看護職としての倫理観を身に付ける。
- 専攻科目のうち専門分野では、各領域に社会の国際化を反映した科目を配置し、海外での研究活動経験や医療現場での豊富な臨床経験を持つ看護師、助産師、保健師、医師等による最新の研究成果を取り入れた授業を行うことで、それぞれの領域を通したグローバルな視野と看護における課題を理解する。
- 実習では少人数グループを編成して教員と共に実習施設での看護の実践を行うと同時に、各人が対応したケースを全員で共有しながら振り返りを行うことで、複雑多岐にわたる医療現場のなかで多職種と連携して主体的・対話的に看護実践の応用力を発揮するための適切な看護の専門的知識と技術を身に付ける。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
国際看護学部は、本学の建学の精神、目的、使命および教育方針に共感し、自ら課題を探求し自律的に考え行動して解決の道を切り拓く意欲と能力に富み、多様性を有する対象者への看護を通じて国際化する社会に暮らす人々の健康支援とその向上に貢献するグローバル人材としての看護師を志す学生を受け入れます。
多様な能力を持った学生を幅広く受け入れるために、多種の選抜方式を用意し公正かつ厳正な選考を行います。
本学は以下の資質を備えた人材を積極的に受け入れます。
- 国際化する社会で暮らす人々への看護と健康支援に対する強い関心と旺盛な探究心および自己成長に対する意欲を有している。
- 看護職者が国際化する社会において果たす使命や役割について理解し、看護の専門家としてグローバルな社会に貢献しようとする熱意と意欲を有している。
- 多様性を理解、受容するグローバル人材としての看護師を目指すための基盤となる知識・能力を有している。
具体的には、学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を多面的・総合的に評価します。このうち「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」では、本学で看護を学ぶ意欲と一定程度のコミュニケーション能力や論理的思考力、行動力等の資質を重視します。「知識・技能」では、多様な人々を理解、受容し適切なコミュニケーションをはかる基盤となる「国語」、「外国語」と、看護の基礎となる「生物」、「化学」、「数学」に関する基本的な知識・技能を有していることが望まれます。
入学者の選抜においては、さまざまな試験をそれぞれの入試種別に応じて組み合わせ、上記の必要な資質を有しているかを評価します。