大手前大学

研究科長からのメッセージ

高度な学問と実務的教養を身につけよう

鳥越皓之 大学院研究科長

大学院は何のためにあるのでしょうか。もし、あなたが大学院をめざしているとして、その目的は何でしょう?大学そのものが大きく変わりつつある今、大学院も、その役割と 教育メニューを見直す時がきています。あなた自身も、大学院で何ができるか、何をしてもらえるか、確かな情報を求めているに違いありません。
もちろん、大学院の大切な目的のひとつは、4年間の大学教育をへて選び抜かれた少数の学生たちを、高度な研究者・教育者また職業人に育て上げることにあります。本大学院は、豊富で優秀な教授陣によって、その要請に応えたいと思っています。
また、大学院は、高度な実務的教養の強化に力を注ぎます。あなたが4年間の学部教育で学んだこと、身につけたこと、たとえば英語力や国際的・学際的な文化(日本・西洋・アジアの歴史・文学・美術)の知識・教養に、よりいっそうの磨きをかけて、今後の社会で活躍するための実力を鍛えます。
大手前大学大学院は、社会人を厚遇します。もし、あなたが既に学校教育を終え、職場や家庭に入った後で(それとも職場を退いたのちに)、大学院レベルの学位を取得したい、あるいは、あらためて英語・文学・史学の勉強をやり直したいと考えておられるのなら、本大学院の戸を叩いてください。担当教員による指導のもと、仕事を続けながら研究することが可能です。
また、本大学院は国際的な視野にたった「比較文化」を標榜しています。そのこともあって、留学生を歓迎しています。現在も高い留学生比率をもっています。このような考え方から、留学生の便宜を考慮して、2022年度から秋学期入試をはじめています。
よく考え抜いた人生設計と、明確な目的意識をもって大学院に入学するあなたを、大手前大学は心から歓迎します。

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