大手前大学

地域に活かす(研究成果の社会への還元)

主な取り組み

講師派遣事業

本学では、各種セミナー・公開講座・研修等、地域社会へ講師の派遣を行っており、ご要望に合った講師を派遣いたします。ご相談・お問い合わせは、下記までご連絡ください。

<講師派遣についてのご相談・お問い合わせ>
大手前大学・大手前短期大学 地域・社会連携室
〒662-8552 兵庫県西宮市御茶家所町6-42(さくら夙川キャンパス)
TEL:0798-32-7532  FAX:0798-32-5147

浜脇・香櫨園交流ひろばの会 文化講演会を開催

2022年度に引き続き、建築&芸術学部 谷村要教授による「浜脇・香櫨園交流ひろばの会」主催の文化講演会が開催されました。「浜脇・香櫨園交流ひろばの会」は、浜脇地区・香櫨園地区の自治会・団体が母体となって作られた組織です。浜脇地区・香櫨園地区にお住まいの皆さまの「出会いと交流の場を作る」ことにより、1人ひとりの心豊かな暮らしの創造に貢献すること、世代間交流を活発にし、地域を活性化することを目的とされており、文化講演会の他、映画会、健康講座、おもちゃ病院の開催など幅広く活動をされています。文化講演会終了後には、2023年1月に発足した大手前大学ボランティア同好会部長と「浜脇・香櫨園交流ひろばの会」役員の皆さまと今後の地域連携について意見交換を行いました。

建築&芸術学部 建築専攻ゼミと三重県尾鷲市との連携

2023年度三重県尾鷲市との連携として、8月13日 建築&芸術学部 下田講師が、「事前復興まちづくりワークショップ」を開催しました。また、建築&芸術学部川窪教授のゼミ生が、夏季休暇中に、60年前に建てられた平屋の解体を、冬季休暇中には、尾鷲市にあるNPO法人「おわせ暮らしサポートセンター」と連携し、九鬼町の「カネト」と呼ばれる古民家の障子の貼り換えを行いました。今後は、床板の貼り換え等に取り組み、学生の合宿所などでの活用を目指します。

『“もったいないやん!”食の都大阪でおいしく食べきろう』学生プロジェクト

大阪府環境農林水産部流通対策室と連携・協働し、持続可能な開発目標(SDGS)12番目の目標である「つくる責任、つかう責任」の食品ロス削減推進に、大阪府内管理栄養士養成大学8校とともに取り組んできました。昨年に引き続き、大阪大手前キャンパスにてワークショップを行い、10月に開催された大学コンソーシアム大阪主催の「地域連携学生フォーラムin Osaka 2023」では、活動内容の発表を行いました。

大阪市「すこやかパートナー」としての食育活動

大阪市では、2001年3月に「全ての市民がすこやかで心豊かに生活できる活力あるまち・健康都市大阪の実現」を基本理念に掲げ、健康増進計画「すこやか大阪21」を策定されました。大手前大学健康栄養学部は、その趣旨に賛同し、「すこやかパートナー」として4年生から1年生の有志が、将来の管理栄養士の仲間として協力した食育活動をおこなっています。2023年度は、大阪市福島区「食育なつまつり」、大阪市北区『食育・健康まつり』、大阪市中央区「ゆめちゅうおうEXPO」など様々なイベントに参加し、食事バランスをチェックするSATシステムを体験頂きました。

第2弾「まちの保健室」-学生と教員の連携によるボランティア活動-

地域への健康支援を目的に2022年から活動を開始した「まちの保健室」は、大阪府看護協会と連携・協働し、0歳児の赤ちゃんやそのお母さま等これから子どもを育てる年代から、退職して老後の生活を送る高齢者まで幅広い年齢層を対象としています。2023年度は2.3.4年生を中心に国際看護学部16名の学生がボランティア活動に参加し、授業や実習の時期を考慮し6月からスタートしました。「まちの保健室」が開催される常光寺(大阪市東三国)、堺市西図書館(堺市鳳)、服部介護センター(豊中市服部天神)の3か所にて血圧測定や握力測定、対象者とのコミュニケーションを実践しています。

「史学研究所」の教育・調査・研究活動

史学研究所は、地域文化財を中心とする様々な歴史文化遺産の調査研究を進めています。文献史学、考古学、地理学、美術史学、建築学など各種の専門分野の教員・研究員の共同調査により、総合的な視野からの研究を行っていることが大きな特色です。特にレーザー3次元計測など最新の機器を用いた調査研究法など新技術の開発・応用に努めています。また、そうした調査研究成果を広く公開し、歴史文化遺産の普及活動や大学教育への活用もを推進してきました。2002年度には文部科学省のオープンリサーチセンター整備事業に選定され、以降地域社会に開かれた研究拠点として活動しています。これにより兵庫県教育委員会と「県下所在文化財の研究に関する交流協定」を結び約27,000点に及ぶ県下所在文化財のデータベース化作業を完成させたほか、たつの市、猪名川町などの自治体・教育委員会とも同様の協定を締結しており、龍子三ツ塚古墳群や多田銀銅山などの発掘・調査活動に協同であたってきました。阪神間の近代産業遺産、姫路の名刹円教寺、加古川の古墳など様々な地域文化財の調査研究を進め、公開講座などを通じて随時その成果を発表し、地域密着型の調査・研究活動を幅広く展開しています。

そのほかの活動

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