アートセンター
安藤忠雄氏設計による知的好奇心、美的探求心、クリエイティブな力にあふれる空間。
バックグラウンド
阪神間にモダニズム文化が花開いた頃、ここには実業家、岩本栄之介氏の私邸がありました。岩本氏は大阪中之島中央公会堂を寄付したことで知られています。大正5年に設立された中央公会堂は、今でも時代と人びとが交錯する文化の拠点であり続けています。一方、岩本邸の向かいの土地、現在のさくら夙川キャンパス本館の建つところには、西宮の実業家、福井治兵衛氏の私邸がありました。艸公(そうこう)という俳号を持つ彼は、文化への造詣が深く、俳人や画家、作家など、多くの文化人との交流を通して、西宮芸術講演会や美術展覧会などを開催し、地域の文化振興に情熱を注いでいました。
そして次世代へ
大手前アートセンターは1992年(平成4年)の設立以来、文化発信の拠点として展覧会や学術講演会、ミニコンサート、そして在学生たちの作品発表の場として、先人たちの精神を次世代に伝え、文化創造の担い手が集う場としての役割を担っています。



