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【産学連携】シュゼットHDが寄付講座「スイーツ経営の世界」開講

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大手前大学はこのほど、スイーツ経営を実務的な視点から学ぶ講義を夏休み期間中に開催しました。現職の企業人たちが菓子のマーケットや企画、開発、ビジネスモデルなどについて講義し、学生たちは、日頃の学びを深め、今後の進路選択の参考にしようと熱心に聞き入っていました。

講義は「総合文化特別講義(スイーツ経営の世界)」。洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」や「シーキューブ」などを展開する株式会社シュゼット・ホールディングス(西宮市)の寄付講座として、8月29~31日までの3日間開講しました。さくら夙川キャンパスと同社本社で計15回の集中講義が行われ、25人が履修しました。同社の蟻田剛毅代表取締役社長に講師を務めていただいたほか、総務人事や経理などの管理部門の社員らにも担当していただきました。

講義2日目の30日午後には、西宮市久保町にある同社の工場を訪問しました。同社の従業員と同様の作業服に身を包んだ一行はアルコール消毒やエアシャワーを使用したうえ、「生ケーキエリア」と「焼き菓子エリア」を見学。焼き菓子エリアでは、年間販売個数が世界一になったとして、2年連続でギネスブックの世界記録に認定された「フィナンシェ」の生産ラインについて説明を受け、焼きたてのフィナンシェに舌鼓を打ち「おいしい!」と声が挙がりました。

また、同社の営業企画部商品開発ディビジョン次長の駒居崇宏シェフによる実習もあり、フィナンシェづくりを直接指導していただき、学生たちにとって世界最高峰のプロの技を間近で触れる貴重な機会となりました。

このほか最終日には、3日間にわたって各グループで考案した「記念日スイーツ」の企画を発表しました。各チームが思いのこもったプレゼンテーションを行い、蟻田社長やその他の審査員は優秀賞の2作品を選出。2作品は今後、シュゼットのパティシエが実際に製作していただくことになりました。

西宮市に本社を置くシュゼット・ホールディングスと本学は、これまでにも課外授業の協力や特別講習を開催してきましたが、引き続き産学連携強化を進めて参ります。

シュゼット・ホールディングスの皆さま、学生たちに貴重な機会を与えていただきまして、ありがとうございました!
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