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【現代社会学部】学生が授業の一環として白鹿記念酒造博物館で観光ガイドを体験しました

2025.02.12

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現代社会学部の「地域ツーリズム演習Ⅱ(産業観光論)」(海老准教授、坂倉准教授担当)では、さくら夙川キャンパスの立地する西宮の観光資源でもある日本酒をテーマに、現地調査などを通して、地域の特色を生かす現代観光の姿を学び、さらに自分の暮らす街の隠れた魅力を発見していけるような視点を養うことを目的としています。今回、学生たちは授業の目標でもある白鹿記念酒造博物館での観光ガイドの体験に挑みました。事前準備では来館者の方々に西宮の酒について説明するためのパネル等を作ったり、不足していた情報の補強等を行い、本番に備えました。
当日は時折雪が降る寒い一日となりましたが、新酒の蔵開き日ということもあり多くのお客さまが来場され、参加した学生たち20名は、授業でご指導いただいた白鹿記念酒造博物館館長の弾正原(だんじょばら)佐和さまのサポートをいただきながらお客さまの対応にあたりました。
学生たちは酒造りのポイントとなる箇所や震災の遺構を展示したスペースなどに分かれ、来場したお客さまに見どころを紹介するとともに、「宮水はどこから流れてきた水でしょうか」「釜場のレンガはいつぐらいの年代のモノでしょうか」「柿渋染の酒袋は現在使われているでしょうか」などクイズ形式の質問に答えていただきました。また、お客さまからの鋭い質問や想定外の質問には、弾正原館長にご一緒いただきながら対応するなど、各所で来場者と学生たちの輪ができました。今回の実践的な演習を通じて、「自分の暮らす街の隠れた魅力を発見していけるような視点を養う」という授業の目的に大きく近づいたのではないでしょうか。学生たちのさらなる成長が楽しみです。

(配信元:法人広報)