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【国際看護研究所】 国際看護研究セミナー「イスラム教徒の日常生活とケアにおける留意点」を開催しました

2025.03.27

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3月3日(月)、本学大阪大手前キャンパスにおいて、国際看護研究セミナー「イスラム教徒の日常生活とケアにおける留意点」を開催しました。近年臨床現場で遭遇することが多いイスラム教徒への理解を深めることを目的に、りんくう総合医療センターの新垣智子氏、土井智恵子氏、姫路赤十 字病院のスワルティ氏、本学国際看護学部の戸田登美子准教授の4名から、イスラム教徒に対する日常生活から医療ケアにおける留意点まで、幅広い視点からご講演いただきました。
セミナーの前半は4名の講師がそれぞれのテーマで講演を実施し、後半は参加者からの質問や意見を踏まえたディスカッションを行いました。活発な意見交換が行われました。
セミナーはハイブリッドで開催し、対面で18名、オンラインからは64名の参加がありました。参加者から寄せられた感想には、「医療現場だけではなく、大学内のイスラム教徒の留学生や教員への配慮ができるようになると思いました。」「外国人支援に関する授業を担当しているので、今回学んだ臨床で起こり得る問題や対応について学生に伝えていきたいと思います。」「患者さんに必ず説明を詳しく行うことと同意を得ることの重要性、また必ず相手に理解してほしいことは通訳を付けるなど医療者側の対応も重要であることがわかりました。」など、臨床現場や教育現場における今後の対応に積極的に活かしていこうとした前向きな意見が多くみられました。

(配信元:国際看護学部)