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ニュース・プレスリリース

~阪神・淡路大震災から30年~子どもたちの絵と活動記録展、お絵描き工作会ワークショップを開催しました

2025.03.31

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  • 建築&芸術学部

3月21日(金)~30日(日)にかけて、大手前アートセンターにて、阪神・淡路大震災後、避難所約120か所を中心に被災した子どもたちにお絵描き工作会を実施したボランティア団体「子どもたちと絵を描く会ピントゥーラ」の活動を振り返る記録展を開催しました。この団体は発災後、現大手前大学 建築&芸術学部長 今福章代(ふみよ)教授(当時は助手)が中心となり発足したもので、その後、モンゴルのストリートチルドレン支援や東日本大震災の際の子どもたちのお絵かき活動等に発展しました。記録展では、当時の子どもたちが描いた絵の実物、活動の様子をとらえた写真、ピントゥーラの活動記録などが展示されました。期間中に234名が訪れ、記録展の様子はNHK神戸放送局制作の情報難組「リブラブひょうご」でも取り上げられました。

3月29日(土)には、大手前大学SELLフォーラムにて、今福教授と上田壮一さん(一般社団法人Think the Earth理事)が、震災時の活動を振り返り「子どもたちにアートはどんな支援ができたのか?」をテーマにトークセッションを行いました。その様子は、以下YouTubeよりご欄ください。

記録展の最終日には、お絵描き工作会を当時のスタイルで実施するワークショップを大手前大学建築&芸術学部美芸院で開催しました。ワークショップには、今の子どもたち51人、保護者等関係者を加えると127人の方が参加し、会場は当時と同じように子どもたちのエネルギーと熱気に満ち溢れていました。

発信:学園広報