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ニュース・プレスリリース

【建築&芸術学部】学生の卒業設計が「Diploma×KYOTO ’25」にて審査委員賞を受賞!

2025.04.02

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建築&芸術学部4年生 明 拓未さん(2025年3月時点)の卒業設計が、学外展「Diploma×KYOTO ’25」において審査委員賞を受賞しました。

「Diploma×KYOTO」は、京都建築学生之会が主催する34年間続く関西最大の合同卒業設計展です。
例年2月に3日間にわたって開催され、建築家の審査員を招き各大学の優秀作品が150点以上並びます。
明さんは、さとうきび風景と共にある建築について提案し見事審査委員賞を受賞しました。

【明 拓未さん卒業設計概要】
徳之島(鹿児島県)は、台風常習地帯に位置し、サトウキビが生業である。かつては、米が生業であったが1973年の減反政策により、サトウキビへと生業が移り変わった。
それに伴い、農地整備の事業が行われ、地形の変化と共に風景も変化していった。風景の変化の要因は生業だけではなく、人口減少による後継者不足とも密接に関係している。徳之島の瀬田原には、後継がいない世帯がほとんどである。
この制作では、分析を基に現在の瀬田原の中にある徳之島固有の空間にミュージアム化を行い、どのようにして家や土地や風景を受け継いでいくかを想定した提案である。

【学生コメント】
審査員の方々から、多くの批評をいただきました。
厳しい評価もありましたが、私自身に向き合い出した答え(提案)に、「可能性がある・とても面白い」と評価もあり、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。決して私1人では受賞できませんでした。
この制作に協力して下さった下田講師、先輩、後輩、家族がいてくれたことで受賞できました。同様に私が提案した内容は、私1人でできるものではありません。受賞までの卒業制作の制作過程とこれからの提案が直結することを身にしみて分かりました。

この受賞の経験をもとに今後さらに活躍していくことを願っています。

(配信元:学園広報)