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【国際看護学部】グローバル社会で必要とされる看護職の役割を学ぶ-EPA看護師 モンタルバン・グレン・ドコ先生の講義を開催-
2025.05.02
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4月21日、国際看護学部1年生の「キャリアプランニングI」授業にて、モンタルバン・グレン・ドコ先生をゲストスピーカーにお招きしました。グレン先生はAllah Valley Medical Specialists’ Center, Inc. Hospital(フィリピン)での看護師経験を経た後、日本-フィリピン経済連携協定(JPEPA:Japan-Philippine economic partnership agreement)を通じ、EPA看護師候補生として来日されました。日本でのキャリアは10年以上におよびます。看護業務と並行しながら学習を重ね、日本の看護師国家試験に合格、現在は徳島市の医療法人徳松会 松永病院で病棟主任としてご活躍中です。
講義では、フィリピンにおいて看護師が人気の職業であることや、国家試験の難易度の高さ、フィリピンと日本の医療・看護体制、労働環境や文化背景の相違点、円滑なコミュニケーションのために必要な能力などについて学びました。
授業後に提出するリアクションシートからは「環境や価値観が異なり言葉の壁もあった中で努力を続け、看護師として活躍しておられる話を聞いて感銘を受けました」「他国の看護事情を知ることの大切さも理解できました」「様々なバックグラウンドを持った人への看護を考えることの重要性に気づきました」「フィリピンにも興味が湧き、調べてみたい、行ってみたいと思いました」「グローバルに活躍できる人材が今後さらに求められると思うので、自分も貢献できるように頑張りたいと思いました」など、学生が高い関心を寄せて聴講したことが読み取れ、キャリア形成に向けた動機づけの貴重な機会となりました。
(配信元:国際看護学部)
